141112 まつもと市民フォーラム『カタクラ再開発』から読み解くまちづくりと市民像のあり方』by松本青年会議所(141212 追記)
2016年秋には、リニューアルオープンだそうですが…
さてさて、
ゆこもりでも、度々触れている『カタクラ再開発』。
松本都市デザイン研究会主催のワークショップの記事には、
未だに毎日のようにアクセスがあります
カタクラモールはいよいよ、2015年3月には閉店し、
2016年秋には、リニューアルオープンする予定だそう。
最近にわかに、市民の勉強会が開催されています
いろんな提言もされていて、例えば…
①松本都市デザイン研究会
http://matsumoto-design.net/?page_id=96
②倉橋英太郎建築設計事務所の私案
http://matsumoto.keizai.biz/headline/1403/
などなど…。
まず初めに、言っておきますが、(以前から言ってますけど)
ゆこもりは別に、イオンが来ることに反対はしていませんよー
なんだか、直情的な言葉をコメント欄に残される方もいらっしゃいますが、
よ~く読んで頂けたらなあ、と思います。
どっちにしたって、もう来ることは決まってるんだし、ね
じゃあ、どうしたら、松本らしい、松本ならではの開発になって、
勿論、イオン側にも魅力的な提案になるのかを考えた方が、
より建設的だと思うのです。
ゆこもりの意見は2011年のブログの時から変わっていなくて、
片倉産業遺跡群であるカフラスと生物科学研究所をしっかり残して、
横浜レンガ倉庫みたいに活用したら、
近くの松本市美術館、まつもと芸術館、あがたの森などと連携し、
文教地区として、観光客や地元民も回遊し、
ひいては、イオンモールでも買い物するのではというもの。
それこそ、カタクラが管理してきた富岡製糸場が世界遺産となった今、
その直系である松本の片倉産業遺跡群を生かさない手はないでしょう
解体危機の松本城を市民で買い取ったり、
歴史的建造物として旧制松本高等学校をあがたの森として残したりした、
松本市民の『気概』をもう一度見たいものですねっ
幸い、この数年の間に、イオン側も、つぶすと言っていたカフラスと生科研を
まだ一部ではありますが、残す方向に転換をしましたし、
観光型モールとやらにすると、少しずつ変わってきているみたいです。
まずは、松本市民一人一人が、
将来に渡って『どういう松本にしたいのか』という
大命題を突き付けられているという再認識から始めたいですねー
一度、壊してしまったら、元には戻せないですから…
まつもと市民フォーラム『カタクラ再開発』から読み解くまちづくりと市民像のあり方』 HP
http://www.matsumoto-jc.jp/schedule/2014/11/12/1415784623892.html
~141212 追記~
Change org.というサイトで、
イオンに対して、『松本市「カフラス」と「生物科学研究所」の
建物、大部分の保存再利用』の署名を集めているそうです。
是非、覗きに行ってくださいねー♪
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議論いろいろ
さてさて、
『カタクラ再開発』の議論で、いろいろ勉強になりましたー
まず、好影響については、
①商圏が広がる
②雇用が創出される
③新しいもの・店が来る
④安くものが購入できる
などなど…。
一方、悪影響としては、
①渋滞がひどくなり、救急・消防などの人命にかかわるものに差し障る
②既に大規模店はあり、パイの奪い合いなだけ
③観光地としての松本としては、全国どこにでもある商業施設では、魅力を失いかねない
などなど…。
何度でも言っておきますけど
ゆこもりは、イオンが来ることに反対はしていません
松本市も、交通量の調査などしているはずだから、
科学的、理論的に、イオン側にプレゼンしたらいいのに。
(既にしていたら、すみません)
でも、松本らしい、松本ならではって、いったいなんでしょうね…。
アルプスなどの山々、自然、湧水群、酒、バー、そば、サイトウキネン、
民藝、クラフト…。
この『黒船来航』を「松本らしさ」を考えるきっかけにしたいものですね…
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