131216 トザキケイコ展 作品制作余話
言葉を紡ぐということ…
最新作 「誰かの足あとをたどる旅」
さてさて、
~新進気鋭作家シリーズ 31~
トザキケイコ展 『せかいによって せかいにさす光』
残り8日です~
今日は、トザキさんの制作について。
トザキさんは、展示に言葉を添えます。
もちろん、それぞれの作品にタイトルもつけています。
例えば…
『天と地の始めにあったもの』
『時空の終わりにあったもの』
『いつか生きるということを』
『いつか失う小道』
『存在を包む優しい手触り』
『終わりは知らない』
『東を目指して』
『命の調和』
『落日と金星のまたたき』
『湿度を満たす夜の本質』
『朝の気配と白い叫び声』
『弓弦に宿る刹那』
『弱法師の野点』
『粒子の目覚め』
『あなたは世界そのものということ』
『あまねく全てに宿るもの』
………
どうです?
作品、見てみたくなりません??
展覧会開催にあたって、
トザキさんはまず、言葉を集めるそうです。
「それら」を一旦置いておいて、作品を制作し、
最後に一緒にするそう
初日も新作の前でじっとされていたので、
どうしたのかなー?、と思っていたら、
タイトルを付けている所でしたー!
本当に余談ですが、
ゆこもりは、そういうところも含めて、”惚れた”気がします
以前、何度か触れましたが、
現代アートの作家は特に、
どうしてこういうものを世に出したのか?を
(なんでもいんですが)なにかしら言葉で説明(表現)して、
見る側に、伝える義務(責任)があると思うのです。
先日書いた、中之条ビエンナーレでの
藤井龍徳さんの件は、本当に感動した一例でした…。
もちろん、言葉以外で表現されているということは、
言葉で表現することが難しいから…かもしれません。
でも、せめて、タイトルだけでも、
そこに「籠めたもの」を見せてもらえたら、と思います。
(もちろん作品にもよりますが)
タイトルが「無題」だったり、「non titled」だったりすると、
ほんと、イラッ、と来るんです(苦笑)
余談が長くなってしまいましたが
トザキさんの作品はタイトルから、
どんな作品なのか、を想像するのも面白いかもしれません
日暮れからは、灯りを落としてロウソクでも見て頂いています
是非ぜひ、お越しくださいませー
~イベントのお知らせ~
○12/21(土)は、
NIGHT GALLERYに。※夜8時まで開廊。
ほのかな明かりの中、ひと味違う作品の表情をお楽しみください。
そして…
松本経済新聞さんに記事掲載して頂きました~
是非、ご覧くださいっ
http://matsumoto.keizai.biz/headline/1536/
http://matsumoto.keizai.biz/photoflash/711/
↑
是非ポチッと、おねがいします♪
« 131214 トザキケイコ展 ナイトギャラリー&茶話会風景 | トップページ | 131218 トザキケイコ展 作品紹介 その6 »
「文化・芸術」カテゴリの記事
- ’15/3/21~ゆこもり今年初めての企画展始まりま~す♪(2015.02.25)
- 【ご案内】ブログ移転のお知らせ(150414 追記)(2015.02.22)
- 【再掲】 2015年 企画展のご案内です♪(随時更新)(2015.02.16)
- 150130 tarl講座 by 樋口貞幸(NPO法人アートNPOリンク)@3331 ArtsChiyoda(末広町)&150131 第7回 公開トークイベント「アート×コミュニケーション×まちづくりⅢ」(ゲスト:アサダワタル)@モチヨリチカバ(茅野)(2015.02.03)
- 150214 Muséeコン(みゅぜコン)「高木こずえと写真で遊ぶ」@信濃美術館(長野市)&150214 備忘録(2015.02.15)
「ゆこもりの企画展について」カテゴリの記事
- ’15/3/21~ゆこもり今年初めての企画展始まりま~す♪(2015.02.25)
- 【ご案内】ブログ移転のお知らせ(150414 追記)(2015.02.22)
- 【再掲】 2015年 企画展のご案内です♪(随時更新)(2015.02.16)
- こうや電気窯 石橋優(ゆたか)陶展 作品紹介 その8 最終回(たてものいろいろ その2)(2014.12.22)
- こうや電気窯 石橋優(ゆたか)陶展 作品紹介 その7(たてものいろいろ)(2014.12.21)
この記事へのコメントは終了しました。
« 131214 トザキケイコ展 ナイトギャラリー&茶話会風景 | トップページ | 131218 トザキケイコ展 作品紹介 その6 »
コメント