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131113 ターナー展@東京都美術館(上野)&131113 備忘録

ターナーよかったです♪

 

Turner1

Turner2

Turner3

Turner4

Turner5

Turner6

さてさて、

大改装して以来初めて、

ターナー展開催中の東京都美術館に行って来ました

改装に、スゴイ時間をかけてたけど、

何がそんなに変わったのかあんまし分からなかった…(苦笑)

ターナー(1775~1851)は、イギリスの風景画家。

よく霧のかかった空とか、蒸気機関車、船なんかで、

見たことある人もいるかと思います。

今回何がよかったかというと…

まるで抽象画のような習作

ターナーにしてみると、

「そんなもの、公衆の面前に展示するなよー」って、

いいそうな、描きかけのものたちがいいんですっっ

順を追って紹介していきますと

Ⅰ初期

①ダラム大聖堂の内部、南側廊より東方向を望む(cat no.9 1798年頃)

ターナー23歳ころの作品。

既に、「光線」が描かれています。

②防波堤の側を往く船(cat no.12 1796-98年頃)

Photo_6

(WEBより拝借しました)

ターナーといえば、船、荒波、雲♪

20代前半で、ほぼ完成されています♪

Ⅱ「崇高」の追求

①ダーウェントウオーターとロウドアの滝、

バロウデイル渓谷をカーフクローズ湾の岬より望む(cat no.17 1797-1801年頃)

ホッとする湖面の透明感

ターナー作品は、遠くから見た方がいいかも

Ⅲ戦時下の牧歌的風景

①廃墟のわきで水を飲む牛(cat no.29 1800-1802年頃)

夕映えがいい♪

Ⅳイタリア

この章は、あまりターナーっぽくなかったなー。

Ⅴ英国における新たな平和

①「トラファルガーの海戦」のための第二スケッチ(cat no.52 1823年頃)

雲、船、波がイイ

②ダート河畔のダートマス(cat no.53 1822年)

③スカボロー(cat no.54 1825年頃)

版画集のための原画。

こまやか

④海より望むフォークストン(cat no.55 1823-1824年)

波!雲!船!雲と波渾然一体

紺、白、橙のコントラストがイイっ

Ⅵ色彩と雰囲気を巡る実験

この章が一番よかったです!!

①にわか雨(cat no.70 1820-1830年頃)

水色の斜め線のみで、雨を印象付けています

②三つの海景(cat no.73 1827年頃)

ほんと、抽象画です!

③城(cat no.74 1820-1830年頃)

城部分のみ白抜きしていることで、城と分かるけど、抽象画

Ⅶヨーロッパ大陸への旅行

ターナーは、風景画家だけど、

はっきりした題材より、漠然としたものの方がいいなー♪

Ⅷヴェネツィア

この章も、遠くから見た方がいいですよー

①サン・ベネディット教会、フジーナ港の方角を望む

(cat no.99 1843年ロイヤルアカデミー展出品)

Photo_4

(WEBより拝借しました)

タイトルの教会は描かれていない!

雲がキラキラ

水面に一筋の光と相まってイイ

この写真だとわからないけど、

ワンポイントの赤色も効いています

Ⅸ後期の風景画

評論では、「石けんの泡と水漆喰」と揶揄されるほど、

形を成さなくなってきます。

①日の出(cat no.102 1835-1840年頃)

Photo_3

(WEBより拝借しました)

空+大河の赤、黄、グレーの色彩が素晴らしいっ♪

Ⅹ晩年の作品

①平和ー水葬(cat no.114 1842年ロイヤルアカデミー展出品)

八角形に装丁されて、とてもステキです

Photo

Photo_5
(WEBより拝借しました)

12/18(日)までです。

是非、見に行ってほしいです

近くから見ても素晴らしいのですが

遠くから眺めるのもオススメです

ターナー展 HP

http://www.turner2013-14.jp/index.html

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131113 備忘録

作家さんが個展を盛んにしているので、またまた東京に行ってました

①ターナー展@東京都美術館(上野)

上記の通り。

開門前に行ったら、平日なのに並んでいた

思い切って、行ってよかった…。

②第二回都美セレクショングループ展@東京都美術館(上野)

1

2
偶然みかけて、寄ってみました。

白磁の佐藤典克さん、よかったなー♪

Photo_7

特別展 京都ー洛中洛外図屏風と障壁画の美@東京国立博物館平成館(上野)

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Tohaku2

10/15の夜にプロジェクションマッピングを見るはずだった…

台風26号で中止

展覧会は、う~ん。

斬新な試みではあるけど、ね。

④常設展示@東京国立博物館本館・東洋館(上野)

ここは、いつ見ても素晴らしい

Tohaku3

備前 銘 龍田川

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白楽獅子香炉

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瓦塔(朝鮮8~9C)

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家型容器(韓・三国時代)
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紅陶鬲(こうとうれき)

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黒頂土器

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彩文土器

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車輪付き双口容器(韓・三国時代)

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船模型(木・台湾19~20C)

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土偶・馬(韓・三国時代)

Tohaku_7
まねけ顔がキャワイイ♫

展示は、少しずつ変わったり、テーマ展、企画展もするので、

時間があれば、絶対に見た方がいいです

現代の名碗@智美術館(東京・虎ノ門)

Tomo1_2

陶芸好きは勿論、

陶芸をあまり見たことない方にも、

現代陶芸の『今』がわかるので、是非見て欲しいです♫

⑥若松八重美グループ展@熊山工房(代々木上原)

Photo_8
来年6月の女性作家だけのグループ展に出品してもらう作家さん

最終日で、ほぼ売り切れの大盛況♪

素晴らしい

最後の最後に、電車を逆に乗るという失態で、20分のロス…

はあ~、まったく(苦笑)

アダム・シルヴァーマン「Space」展@小山登美夫ギャラリー (渋谷・ヒカリエ)

ちょっと気になって。

小山さん、最近、陶芸やるなー

⑧大亦みゆき陶の絵展@小田急本店(新宿)

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Oomata2
久々の大亦作品拝見♫

相変わらず、素晴らしい

小さい作品を沢山見たいナ

⑨しんぱち食堂(新宿西口)

そろそろ違うところを開拓したいけど、

時間がないんですよねー

そうそう、メトロ銀座線に新車両がお目見えしています♪

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昔の感じが、可愛いんだなー

今回もいつも通り、廻り切れずに断念したところ満載

う~む、この時季は、いい展示やってるからなー。

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