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131106 鈴木治の世界@愛知県陶磁美術館(瀬戸市)&131106備忘録

鈴木治かっけー♪

 

Suzukiosamu3

さてさて、

愛知県陶磁美術館で開催中の

鈴木治の世界 「使う陶」から「観る陶」、そして「詠む陶」へ

をやっと見られました~~

Suzukiosamu1

Suzukiosamu2

鈴木治(1926~2001)と言えば、『走泥社』。

走泥社といえば、以前ご紹介した八木一夫が思い浮かびます。

実はゆこもり、鈴木治の作品をしっかり見るのは初めて…。

ここ十年は、回顧展など大きな展覧会は、

やっていなかったんじゃないかなー。

いや、素晴らしい…

ほんと、少しでも、『陶』に携わっている人、

特に、『ウツワ』でないものをやっている人は見なきゃですね

『走泥社』が、昔からの「器であること」から、

「壺の口を閉じるか閉じないか」に踏み込み、

今の『オブジェ陶』があるといっても過言ではないのは、

異論のない所だと思うのですが、

『オブジェ陶』の芽生えから高々、数十年なんですよね、まだ。

そんな現代日本オブジェ陶芸史の

根幹をなす作家の回顧展な訳です。

ゆこもりではほぼ、

『ウツワ』と『オブジェ』両方を制作する作家さんをご紹介しています。

それは、轆轤を基本とする形の決まった「用」の『ウツワ』の技と

手びねり中心の、その作家しか為し得ない『オブジェ』が、

制作の両輪として、作家性を高めると考えているからです。

実際、八木一夫も鈴木治も轆轤の名手でしたし。

(まあ最近の陶芸界は、技術革新も進み、型ものなどもあるので、

轆轤技に拘泥する必要はないのかもしれませんが…)

鈴木治の場合、轆轤はほぼ使わず、時々茶碗を作る程度だったようです。

でも、焼き締めと青白磁、紐作りと轆轤、といった『行ったり来たり』は、

マンネリ化、ルーチンワークを防ぐ、大切なものだったに違いありません。

サブタイトルの「使う陶」から「観る陶」、そして「詠む陶」へ は、

1992年の個展開催時の鈴木治の言葉

「(前略)ご覧になる方々に一連の作品から

物語を、或いは詩歌を

イメージしていただければと

願っています。

「使う陶」から「観る陶」への広がりを

さらに「読む陶」「詠む陶」へと、

そんな一つの試みであります。」

から来ているそうです。

「詠む陶」つまり、詩的・ポエティな感じが漂う

何か「雰囲気」を纏っている作品…。

受け手側にいろいろ想起させる、

まさしく、「佇んでいる…」、そんな感じを受けました。

つまりっゆこもりど真ん中~な訳です(爆)

幾ら言葉を尽くしても足りないのですが(苦笑)、

実際に気になった作品はというと、

①消えた雲(1982 cat no.104)

Photo

(WEBより拝借しました)

もう、シュルレアリズムの世界観

信州の美術館で開催された

日本初のマルセル・デュシャン回顧展に行くすがらに見た、

信州の空に浮かぶ雲がきっかけだったそう

②土偶(1962 cat no.16)

Photo_2
(WEBより拝借しました)

まるで建築物のよう

細かい線刻の模様が、やりたいことに満ち溢れている感じで、

今でも充分最先端

③泥像(1965 cat no.22)

Photo_3

(WEBより拝借しました)

右上部分の絶妙な「ズラシ」加減といい、

左下を窪ませ、足になっているところといい、

後ろ~横にかけては、上下二分割といい、

ほんと、これでもかっ!と、何かしたい人(苦笑)

④馬(1967 cat no.32)

「馬」シリーズの最初。

とてもシンプルで、でも造形的な意欲を感じる

まさに、「佇んでいる」感じがしました。

⑤風の区域(1986 cat no.114)

八木一夫の「いつも離陸の角度で」を彷彿とさせるカタチ。

見る方向で全く違う形で、

シャープさと柔らかさが混在する「オブジェ陶」の集大成

⑥掌上泥象 三十八景(1987 cat no.116)

Photo_4
(WEBより拝借しました)

焼き締め陶のマケット?

いろんなカタチを小さく試したのかな??

すっげー、カワイイ

欲っし~~い

12/23(月・祝)までです。

是非ぜひ、見に行ってほしいです

ちなみにこの後、

東京ステーションギャラリー、山口県立萩美術館に

巡回予定です

愛知県陶磁美術館 HP

http://www.pref.aichi.jp/touji/exhibition/2013/t_suzuki/

~141127 追記~

朝日新聞WEBに記事がありました。

http://www.asahi.com/articles/DA3S11308642.html

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131106 備忘録

久々に、東海地方へっ♪

①モンタナベーカリー(瀬戸)

以前もご紹介したパン屋さん

何を食べてもおいしかった

②鈴木治の世界@愛知県陶磁美術館(瀬戸市)

上記の通り。

相変わらず、企画はいいのに、

接客応対がひどい…

ほんと、どうにかならないものか…

客前でペチャクチャ噂話する受付とか信じられないwww

③戸田守宣展&渡邉亜紗子グループ展@新世紀工芸館(瀬戸市)

131106

131106_2

箱モノに陶で出来た小物を封入する戸田さん。

私にはいつも同じものに見えてしまう

④桑田智香子工房へ

来年夏、個展をして頂きますっ!

削るものたち」展以来、6年ぶり

すっごい楽しみ~~

⑤天使のパン屋(瀬戸・水野

パン屋二軒目(笑)

こだま酵母を使ったやさしいパン

食パンと、さつまいもパンおいしかったー

実はゆこもり、昔、この近所に住んでいました!

勿論、このパン屋さんが出来るずっと以前のお話

松岡ミチヒロ展@ギャラリー龍屋(尾張旭)

2
久々の龍屋さん。

先日のウルトラで出店していて、偶然会って、行ってみた。

1

松岡さん、面白い!!

長江重和展@橋本美術(名古屋)

偶然個展を知って、初日に伺えたっ!!

重和さんに会えたのは、10年くらいぶり??

覚えていてくださって嬉しかった

相変わらず、鋳込みの可能性を拡げる作品の数々。

今回は「灯り」メインで、珍しかった~。

増原嘉央理陶展@JR名古屋タカシマヤ(名古屋駅)

やっと作品拝見&会えた~~

削る人に弱いゆこもり(苦笑)

またまた、見つけてしまった

今回は、栄や名駅で

目当ての駐車場を見つけるのが大変だった以外は、

順調でした~~

栄や名駅は、車で行くもんじゃないな…

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