130707 琳派・若冲と雅の世界展@パラミタミュージアム(三重・菰野)&130707備忘録(8/20追記)
最近、鈴木其一が気になります…
さてさて、
三重・菰野のパラミタミュージアムの展覧会に久々に行ってきました~
ここは、現代陶芸がメインの美術館。
過去に3度ほどお邪魔していますが、そういえば紹介していなかったなー
パラミタ陶芸大賞展は初めて行けました~♪
詳細は、”続きを読む”にて。
で、同時開催の「琳派・若冲と雅の世界展」は、
京都・細見美術館所蔵作品からの展示。
前日にちょうど、鈴木其一(きいつ)の良さを
テレビで観たところだったので、ドンピシャ
いやー、よかった~
リストナンバー順にピックアップすると…
①渡辺始輿 簾に秋草図(江戸中期 catno.8)
(web上より拝借)
珍しい構図。
すだれが左上半分の前面にあり、
そこにある草木が、簾から透けて見えるところステキ…
②鈴木其一 水辺家鴨図屏風(江戸後期 catno.18)
(web上より拝借)
アヒルの足とかくちばしの歯のリアルさと
琳派らしい構成の組み合わせがニクイ
③鈴木其一 紫陽花四季草花図(江戸後期 catno.19)
ぼかしとくっきりした線との描き分けがステキ♪
④鈴木其一 朴に尾長鳥図(江戸後期 catno.20
朴の葉っぱのたらしこみ表現がいい
⑤鈴木守一 楓桜紅葉図(江戸末期 catno.25)
其一の長男。
表現からは、シンプルで、生真面目さが滲み出ています
楓の”赤”のさし色が効果的
なんとはない作品でしたが、魅かれました
⑥鈴木守一 桜下花雛図(江戸末期 catno.27)
守一は、表装を描くのが得意だったそうで、
このしだれ桜?の描表装は、メインの絵よりよかった
⑦神坂雪佳 金魚玉図(明治時代 catno.28)
この人のヨシズの描表装もよかったー
⑧伊藤若冲 雪中雄鶏図(江戸中期 catno.32)
(パラミタミュージアムHPより)
若冲30代前半の作品。
既に、ほぼ完成されていた…。
まだ、青物問屋引退前だから、すげーな
今回は、琳派の絵だけを紹介しましたが、
土佐光吉の源氏絵や蒔絵、能装束も出品されています。
前期は8/4までですので、是非っ!!
8/6からは、展示替えして後期展示で、9/1(日)まで。
パラミタミュージアム HP
http://www.paramitamuseum.com/plan/exhibition2.html
追記 二階ホールには、からくり人形があって、一日二回電動で動きます。
↑
読んだら、ポチっと、ねー♪
ほんと、お願いしますm(_ _)m
130707 備忘録
さてさて、
作家さんに会いに東海地方へ
時間が足りなかった…
①第8回パラミタ陶芸大賞展@パラミタミュージアム(三重・菰野)
知り合いの作家さんにご招待頂き、初のパラミタ大賞展に
見に行ってよかった…。
伊藤秀人さんの大物、素晴らしかったですっ
同時開催の琳派(上述)も見れて、ラッキー
~8/20 追記~
伊藤秀人さんが、3521票中924票で、
第8回パラミタ陶芸大賞を受賞されました~~
おめでとうございま~す
↓
②アクアイグニス(片岡温泉)
すぐ近くにあるリニューアルした温泉複合施設。
こういうやり方もあるねー♪というところで、
ただの温泉施設でないところがいい。
これに、アート関係が絡めば無双だなっ
東京から進出したという
パン屋もなかなかおいしかった
↓
③木村香菜子展@本田(岐阜)
初めて行ったギャラリー&初拝見の作家さん。
雰囲気のいいギャラリー
若い男性オーナーが、フランスものの骨董や
女性のテキスタイルなどを扱っていた。
センスの良さがキラリッ
木村香菜子さんも、カラフルでよかったなー。
↓
④長澤和仁展@なうふ(岐阜)
2011以来、二度目。
いつ見ても面白い作品群
作家さんが、同級生と分かりびっくり(笑)
↓
⑤下村順子陶展@ギャラリー芽楽(名古屋)
久々の芽楽さん
来年、グループ展をお願いする下村さんに会いに。
やっぱり、いいナー
いろいろお話し出来て、さらに構想が湧きましたっ!
来年の展覧会が楽しみっ!
日曜の名古屋は、渋滞だらけで参った…
梅雨明け寸前で、蒸し暑かったしー。
もっと見たいものもあったけど、時間がなさ過ぎた
↑
ポチッとしてくんなまし~~
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