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130602 光と風をかんじて展@ホキ美術館(千葉・土気)

写実!写実!写実!~♪

 

Hoki1

Hoki2_2

Hoki3

Hoki4

Hoki5

さてさて、

千葉巡りの中、二年半経ってやっと行けました~

写実絵画という、まるで写真のような”そのもの”の絵だけを

蒐集した珍しい(というか唯一の)私設美術館・ホキ美術館。

建物を含めて、なかなか凝ってました

私の大好きな磯江毅作品三点と、諏訪敦作品一点もありました~

おもに現役の、ご存命の作家作品を扱っているんですが、

さすがに、磯江さんは外せませんよねっ

スペースは9つあって、それぞれのギャラリースペースで展示を変えています。

ゆこもりが今回一番気に入ったのは、ギャラリー⑧

照明を落として暗がりで、ガラスをなしにして、直接、絵が見れます

座るクッションの椅子まで黒かったです

その中で、今回一番気に入った作品がありました。

島村信之 「西窓」

窓辺に、ソファーに寝そべって、微睡む若い女性…。

島村作品は、結構、熟女?の絵が多くて、

手のしわとかが、熟女ならではの感じで、

だから、熟女を描くのか!?というくらいの描写なのですが、

この「西窓」は、若い女性でしたねー。

若い女性ならではの肌質とか、

カーテンの柔らかさとか、もたれるソファーの柄とか、

窓辺に置かれたビー玉とか、本当に精緻でした…。

素晴らしかった…

ギャラリー⑧には、

諏訪敦 「untitled](2010)もあり、

この絵だけ館内で唯一、(お父様の)死体でした。

諏訪さんは、お父さんの「死」を契機に

写実を始められた経緯があり、

お父さんが亡くなってかなり経ってから、描いているそう。

なので、参考になるのは、その時の遺体の手触りと、自分の「顔」とのこと。

この絵は、「未来の自画像」ともおっしゃっていて、

なるほど…と思いました。

それにしても、創設者の保木さんは、

森本草介さんとか、野田弘志さんを多く収蔵されているのですが、

私は、う~ん…。

磯江さんと諏訪さん、そして、今回初めて知った島村信之さんがいい

写実でも、作家さんによって、全然違うんですよねー

これは、発見でした

写実はどうしても、そのキレイさに目が行きますが、

どうして?、何故?、それを描いているのか…。

ゆこもりは、そこに興味があります

磯江さんの作品には、

見れば見るほど、いろんなものが見えてきて、

「どうしてそこに、輪ジミが…」とか、「セロテープの跡??」など

不思議なものが描かれています。

是非、見に行って、

皆さんのお好みの写実絵画を見つけてほしいですねっ

ホキ美術館 HP

http://www.hoki-museum.jp/index.html

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追伸 入場料1800円は高い!!!!

他の美術館が、1000円くらいなので、ほぼ倍

公立ではないから仕方がないのか…。

せめて、もうちょっと、割引のサービスを充実させてほしいなー

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