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130214 一水会の作家たち -奥田郁太郎の生誕100年-展@松本市美術館

2/14は、男性無料開放日だそうで~す♪

 

1302141

さてさて、松本市美術館では、常設展のみですが、

一水会の作家たち -奥田郁太郎の生誕100年-展 が開催されています

松本市美術館は、現在2200点余りの所蔵作品があるそうで、

その中の一水会関連の作家の作品が40点ほど公開中です。

一水会は、ゆこもりとも、とても縁のある石井柏亭さんたちが、

1936年に立ち上げた美術団体です。

一水会作家の作品は、松本市美術館のコレクションの中核をなすそうで、

信州の自然を題材にしたものがメインです。

いくつか目を引いた作品がありました

まず、古市幸利(1918~2001)の”岩と苔と水と(赤沢渓谷)”(1974)

初めて見る作家でしたが、タイトルの通り、

岩壁と苔と水面の描写が素晴らしくて、ゾクッときました~~

日本山岳協会会員ということで、他の山や川、渓谷の絵が見たい!と思いました。

さらに、小平鼎”ノートルダム寺院”(1961)は、

群青の”青”が、とてもとても綺麗で、

他の作品に比べて小品でしたが、目立っていました

中村善策(1901~1983)の”後立山連邦と犀川”(1974)は、

ゴーギャンのような、豪快なタッチで、圧倒されました♪

かたや、加藤水城の”秋草”(1978)は、

花瓶といい、花といい、精緻な筆致でキレイでしたよー♪

近藤光紀(1901~1948)の”白壁のある風景”(1948)は、

ゆこもりのすぐ近くに、今もある土蔵の白壁の風景で、

うちの父も当時感染して大変だった、腸チフスでなくなる前の、近藤、最晩年の作品です。

70年経っても、ほぼ同じような景色が残っているなんて、貴重ですよねー。

今日、2/14は、バレンタインデーということで、

男性は、無料開放日とのことでした♪

ということは…、そう!

3/14は、女性無料開放日ということのようですよー!

よかったら、是非

松本市美術館 HP

http://www.city.matsumoto.nagano.jp/artmuse/p4/p3-html/p3-permanent.html

 

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コメント

古市幸利さんを調べていたら、ゆこもりさんのブログがヒットしました。
実は、古市さんは、私が芸大を受けた時の絵の師匠なんです!
ゾクッときました♪…のコメント、自分の事の様に嬉しくなりました。

山田建築設計室@松本市さま
こんにちは!
そうでしたかー、お師匠さんでしたかー。
ほんと、素晴らしい絵でした…。
あんな絵を描く方に教えてもらうなんて、羨ましい限りです^^

この記事へのコメントは終了しました。

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