越後妻有トリエンナーレ2012~松代その1・川西エリア~
盛況でしたよ~♪
さてさて、
やっとこさ、9月に入りかけで、行けました~
ゆこもり一押しのアートイベント 越後妻有トリエンナーレ
今回は、3回目にして、初めて純粋に一人で見に行ったので、
勝手気ままな車中泊(苦笑)
ただ、慣れないことをしたせいか、体調不良のサイン・口唇ヘルペスが…。
3泊4日で、一部気になっているもので見逃したものはありますが、
イベントなどは除いて、見たいものはほぼ網羅できました♪
もう会期わずかのこの時期なので、
ネタバレありで、行った順に、
気に入ったものをどんどん書いていこうと思いますねー
まず、最初は、松代エリアの農舞台から
3回目にもなるので、そろそろ少しはゆったり楽しもうと、
イベントも視野に入れて、行くことにした今回。
毎週金曜日に、まつだい農舞台の”里山アート動物園2012”で、
ギャラリートークをしているということで、
まず、それに間に合うように、出発♪
まあ、ワクワクして眠れず(苦笑)、
4時前に出発して、ギャラリートーク2時間前に着いてしまった…。
そうそう、話は逸れますが、
農舞台など、主要なセンターは9時から、
他の建物は、10時からしか開きません!!
(勿論、屋外にある作品は、勝手に見て、
近くにスタンプもあるので、押して行っていいのですが)
そんなわけで、まだ、スタンプ帳を持っていなかった私は、
じっくり当日の作戦を練りながら、待った次第です(苦笑)
仕方がないのでしょうが、
出来れば、1時間位早めて開けてもらえると、嬉しかったな…。
ちなみに、夕方はどこも17:30閉館ですよー。
なので、計画的に回ろうと思う人は、
そのボトルネックを考慮に入れて、
パズルのように組み合わせると、結構面白いかもー。
で、ギャラリートークですが、
事前に問い合わせたときには、わからなかったのですが、
説明してくださる方が、今回この”動物園”を
ディレクションされた平出さんという方で、
な、な、なんと、ご本人曰く、「素人です」とのこと。
どうして、20人強の作家陣を素人一人でここまで…、と
いろいろ疑問が湧きつつも、
本当に、作家さんのことをよくご存じの方で、いろいろ聞いちゃいました♪
で、作品で、目を引いたのは、
中里勇太”夜の獣”です♪
現在、藝大修士という中里さん。
写真の通り、かなりの大作です。
平櫛田中、高村光雲の流れをくむ藝大木彫の
”伝統”とでも言うのでしょうか、
豪快かつ繊細で、毛並みを見事に表現していましたー
藝大買い上げにもなったとのことです。
農舞台に入る際に、まず目に留まる
高橋賢悟”家守~大地に息衝く生命~”
あまりにも精巧に、鋳金で作られているので、
嫌いな人は、通路を通れないかも(苦笑)
案の定、変わったところにも”生息”していたので、
探すのも面白かったです♪
柔らかそうで、気持ち良さそうだったのが、
川崎みなみ”HOME SWEET HOME”
会期初めは、触れたらしいのですが、
毛並みがダメになってしまい、
作家さんが改めて、丹念に毛羽立てたそう。
子犬なのに、かなり大きいことで、
また違った感じに見えるのは、ロン・ミュエックと同じですねー。
お尻の”プリッ”と感が堪りませんでした
屋外彫刻では、
稲葉友宏”数えられなかった星たち”
面白いことを考えるものですよねー♪
まだまだ、いろいろあるのですが、
アート動物園は、とりあえずここまで。
ちなみに、ギャラリートーク中、
柴田美千里さんの”尾っぽ”作品を装着していました。
子供たちに「生えてきたの??」と聞かれちゃいました(笑)
後で知ったのですが、この”しっぽ”販売しています(笑)
別のところで、装着?しているカップルに出会いました。
なかなか可愛かったですよー♪
次は、一旦松代エリアを後にして、川西エリアへ。
まず、杉浦康益”畦(あぜ)の花館”へ。
ここも、前回来たことを思い出しました。
花をモチーフに、陶で制作する作家さん。
鏡や和室の陰影を巧みに使うなど、展示がとても素敵でした♪
そして、3回目にしてやっとのナカゴグリーンパーク♪
まずは、関口恒男”レインボーハット2012”
なんか、原始的な何かを呼び起こされそうな空間。
プリズムがキレイでした。
8/19にやったイベントに行って見たかった…。
そして…
今まで、いつでも行けると、後回しにして、行けなかった
ジェームズ・タレル”光の館”へ♪
本当は、夜間のライトアップがキレイな写真を見ると、
宿泊したいんですが、なにせ一人だと、お高い…。
素泊まりで、2万+3千円/人…。
お茶を点てることもできるそうで、宿泊の方が点てたこともあるそう。
数人だったらリーズナブルなので、
いつか、ツアー組みたいですね~~~
ちなみに、夜間は、連絡道路の下の方でクローズするので、
外観も見られないらしいです。
やっぱり、泊まるしかないですねー。
で、中はというと、やっぱり面白い♪♪
谷崎潤一郎の”陰翳礼讃”から着想を得たとのことで、
外見は、ちょっとお寺の金堂っぽい。
屋根は、開閉式!!で、写真のように、
純和風の屋根が、電動でスライドします(笑)
そして、本日最後は、
力五山”祭「還るところ」
これは、今回の五指に入る展示でした
メインの道路が、通行止めになっていて、
行くのがとても大変でした……。
これは、作家さんも予想だにしないことだったろうと思いますが、
でも、夕方いった頃でも、他に二組も来ていましたね。
皆さんも、道路封鎖に負けず、是非見に行って欲しいです!!!
力五山は、加藤力・渡辺五大・山崎真一のユニット名。
前回も、体育館に巨大な赤いバルーンを展示したり、
建物まるごと銀彩にしたりと、記憶に残る展示だったのですが、
それが今回、十二社という
この地方ならではのお社の内外で展開しているものだから、
まあ、十二社の神々もさぞや大変…(爆)
とても、賑やかで、晴れやかな空間でした~
作家デザインの絵馬があったのですが、
私は思わず、書かずに持って帰ってきました(笑)
これで、一日目は、終了~。
松代に戻り、芝峠温泉へ♪
ここは、前回も行って、良かったところ。
高台にあり、昼間なら絶景なんだろうな。
そして、まつだい駅前にて、3年ぶりの車中泊となりました。
二日目~松代エリアその2~に続きます♪
越後妻有トリエンナーレ HP
(2012/09/12 追記)
上記の平出さんが、記事を教えてくれたので是非♪
日経電子版 HP
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO45307810T20C12A8000001/
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO45307810T20C12A8000001/?df=2
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付録ですよー♪
さてさて、
妻有では、なんとはないものが、
アート作品に見えてきたりします♪
ちょっと、そんなものを集めてみました~
まずは、”山にドア”
どうして、こんなところにドアが…。
お次は、”山に祠”
どうしてもここに、祭る必要があったんでしょうね…。
次は、”消火栓”
消火栓やいろんな道具が、アートに見えることはしょっちゅうですねー♪
そして、ときどき見かけますね”青い手袋”
片方だけ、落ちているんですよね。
最後に、”石彫”
一瞬、作品かと思いました。
コーンや柵がなければ、勘違いする人もいるんじゃないかなー。
皆さんも、探してみては?
(2012/9/11 追記しました)
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コメント
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はじめまして
しっぽカワイイですねww
これも作品なんですか?
それも販売してるとは!
投稿: しょうやん | 2012年10月17日 (水) 12時33分
去年の夏は、アート動物園においでいただき、ありがとうございました。
2014年には東京のどまんなかで、東京下町アート動物園みたいのをやります。そのプレ・イベントとして都電荒川線の路面電車を借り切って、人間の代わりに動物作品で満員の車両を走らせようと思っています。荒川車庫から早稲田までの往復を運行しようと計画中。展示ギャラリーは数十年の歴史がある銀座の現代アートでは老舗のところで、最近さらに広い場所に引っ越したところ。
改装前はプロの写真スタジオだった場所で、天井の高さが6メートル近くもあるホワイトキューブだから、大胆なレイアウトが出来ると思います。。。笑
投稿: はるる | 2013年11月28日 (木) 21時20分