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111206 アルプスの画家 セガンティーニ ―光と山―@損保ジャパン東郷青児美術館

12月27日(火)までですよー♪

 

1112061

”アルプスの真昼”のポスター

 

さてさて、

初めて行ったのですが、

新宿西口の損保ジャパン東郷青児美術館にて開催中の

セガンティーニ展に行ってきました~heart04

33年ぶりとなる回顧展で、

佐川、静岡と巡回してこれで最後となります。

いやー、よかった、癒されました。。。

ゆこもりは、高校まで甲府で過ごして、

山梨県立美術館でミレーを身近に見てきたからか、

やはり、こういう牧歌的な絵はホッとします。

実は、セガンティーニ自体も

ミレーに刺激を受けたみたいで、

”落穂ひろい”をモティーフにした絵を残しています。

今回、一番感動したのは、

セガンティーニ若干21歳、

美術学校卒業直後の作”鐘つき番”でした♪

一瞬だけ、セガンティーニの不遇の少年時代を反映したような

暗い鬱屈とした雰囲気が漂うのですが、

私はどちらかというと、

中心辺りのほのかな”灯り”と鐘をついている人の

厳かな感じとその淡々とした日常が感じられて、

とても静かで、穏やかな気持ちになりました。

以前、ブログで書いた

ラ・トゥール”や”高島野十郎”もそうなのですが、

宗教・精神的要素のある暗い画面構成の絵って

なんだか、落ち着くんですよねheart04

セガンティーニというと、

今展覧会のポスターにもなっている

”アルプスの真昼”が、確かにセガンティーニらしい、

陽が眩しいほどに明るい標高の高いアルプスの光景を

それこそそのまま描いた絵なのですが、

きっと、陰鬱とした少年時代を過ごしたからこそ、

ここまで、”光”をもとめたのかもしれない、と

明るいはずの絵なのに、

勝手にちょっと切なくなってしまいました(苦笑)

セガンティーニは、今回初めて拝見したのですが、

驚いたのは、そのタッチ・マチエール(表面の質感)です!

うまく言えないのですが、まるで木目のようでもあり、

服や毛布、動物の毛並、植物の葉っぱの流れなど、

まるで、そのものの質感を平面で表現しようとしているようで、

彫刻のように表面が盛り上がっています。

ディヴィジョニズム(分割主義・分割描法)という、

色彩を混ぜないで描いていく画法

(スーラなどの点描もそうみたい)なのだそうですが、

なんていうか”くっきり”と鮮やかさが目に染みる感じです。

これこそ、実物を見ないと分からないものですので、

絶対、見に行って欲しい展覧会ですheart04

セガンティーニは、41歳の若さで、

シャフベルク山で制作中に、急性腹膜炎で急死したそう。

以前ご紹介した、犬塚勉さんもそうでしたが、

山を突き詰めていくと、”触れてはいけない何か”に

触れてしまうからなのでしょうか。。。

夭折した画家なのですが、

スイスに建物自体も素敵な

セガンティーニの美術館もあるそうなので、

いつか行ってみたくなりましたheart04heart04

損保ジャパン東郷青児美術館 HP

http://www.sompo-japan.co.jp/museum/exevit/index.html

【補足】自画像について

セガンティーニは、自画像を何点か残しています。

今展覧会でも、4点展示してあります。

象徴主義(反写実主義。愛・生・死・夢などを主題)ということもあり、

自画像なのに、背景に金粉を使っています。

そのうちの2点で、片方は金粉を使っていない感じなのに、

キャプションに”金粉”が明示されていて、

もう片方は、”金粉”が使ってあるようにキンキラなのに、

キャプションに”金粉”が書いてないんです。

学芸員さんに聞いたところ、

前者は、金粉が剥がれてなくなったそうで、

後者は、所蔵先のデータに載っていなかったそう。

確実に金粉使われているのに、抜けているなんて、

海外の美術館って、結構アバウト!?

ミニ情報でした♪

 

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111206 自分のための備忘録

 

 

お世話になっている作家さんや

気になる作家さんの展覧会が重なったので、

思い切って行った。

本日も、事故渋滞で、

府中~深大寺~高井戸にかけて大渋滞crying

45分オーバーで最低記録更新。。。

本当に、深大寺バス停で降ろして欲しい!!

といっても、それを見越して行ったので、想定内♪

まずは、

セガンティーニ ―光と山―@損保ジャパン東郷青児美術館

栢野紀文展@伊勢丹新宿店

3年連続となる個展。注文品の精算がてら伺う。

DAN T''EA&茶ガール展@伊勢丹新宿店

とうとう男茶(ダンディ(笑))まで登場!

伊勢さんが渋い色合いの茶道具を出品していてビックリheart04

やるなーーー♪素晴らしい。

SHIMOO DESIGNさんもあった。

高岡地場産で見たけど、やはり、出てくるなー。

谷進一郎さんのところにいた

小山剛さん、ちょっと気になった。

伊藤秀人・山根悠介二人展@黒田陶苑(渋谷)

初めて行った。

しのぎの白磁茶碗とか青磁のものなど、

秀人さんの新しい仕事が見れた。

やはり、練りこみは綺麗だ。

円錐形のぐいのみ欲しかった。

藤野征一郎漆展@器一客(表参道)

初めて伺う。大阪が元々のギャラリーさんらしい。

さらに、意欲作があった♪

やはり、呂色と荒削りのコントラストは綺麗だ。。。

作品売れてたな。

ゆこもりで売れなかったけど、

いいのになーと思っていたものが出てた。

やはり、うちのお客さんの求めるものを

改めて想定しないといけない。。。

三菱アート・ゲート・プログラム@GYRE(表参道)

若手作家作品オークションの下見会。

1)杉田悠介さん('09 多摩美卒)

雪の白に多彩な色合いの”点”が印象的だった。

2)樋口一郎さん('09 精華大卒)

岩絵具だからこその質感と画風が良かった♪

MOMA shop@GYRE(表参道)

隣に面白そうなお店があった♪

ついつい、プレゼントなどを衝動買い。

星野和子陶展@gallery福果(神保町)

ちょうど、道すがらにあったギャラリーへ

多摩美術大学校学友会展@文具堂ギャラリー(神保町)

以前に一度行った文具堂へ。

平面中心だが、すごい数の作家さんの作品。

中には、酒井田柿右衛門、海老塚耕一といった名も!

1)関根三恵('07 油画)緑のある風景

すっごいかわいらしく、お店で使えそう(笑)なので、

頂いてしまった♪いやー、面白い発想だwwwheart04

2)岩本有未('09 彫刻)奇の子

まんま”きのこ”の彫刻heart04売れてしまっていたweep

3)北村奈津子('06 油画)乳牛ハウス

500mlの牛乳パックを木彫で表現して、

途中から小さな牛が、出ている作品heart04

やはり売れてしまっていたweep

4)橋本正裕('10 彫刻)トイレットペーパーの時間

石膏で出来ていたようだったが、

まさに、さかぎしよしおう作品を大きくした感じ。

壊れやすそうだった~。

5)前野智彦('02 版画)Conpound eyeland

すぐに、所沢ビエンナーレで見た作家さんだとわかった♪

こんなふうに平面にもするんだなー。

うまく拡大鏡を使ったミクストメディアだった♪

こういう小品展は、

思わぬ”掘り出し物”があるから、やめられない(爆)

富田菜摘さんとか、普段ならあんな値段ありえないなだろうに。

人間国宝と近代工芸の名品@近代美術館工芸館(九段下・竹橋)

あとで、じっくりご紹介♪

工芸館の所蔵作品であれば、写真可という太っ腹heart04heart04

これぞ、THE 工芸館という展覧会で、見応えがあったheart04heart04heart04

フィルムセンターで、”工芸技術記録映画”の上映もしていて、

これも是非、見てみたかったな…。

金、土、日のみの上映なので、くぅ~~~weep

111206

ウィーン工房1903-1932@パナソニック汐留ミュージアム(汐留)

モリスのアーツアンドクラフツを受け継ぐ、

デザイナーと職人の統合芸術を掲げた企業集団 ウィーン工房。

さすが、汐留ミュージアムらしい展示heart04

ここの適度な広さと、松下電工という”地の利”を

最大限生かした凝った設え。さすがうまいわー。

ウィーン工房作品を豊田市美術館、飛騨高山美術館、

島根県立石見美術館、京博とかが結構持っているんだな。

最終章は、ウィーン工房のデザイナーでもあった

上野リチの作品があった。

特に、七宝が良かった~~~heart04heart04heart04

質感は、細かい絵を施した陶磁器のよう。

ウィーン工房が手掛けた

サナトリウム プルカースドルフ(オーストリア)

ストックレー邸(ベルギー:'09 世界遺産登録)

見てみたいなー。

石黒賢一郎・須田悦弘展@gallery Suchi(茅場町)

先日のプリュス・ジ・アートフェアで見た

ロケットパンチの作家。

今回は、ロケットパンチの展示なし。

訳が分からない展示(苦笑)

須田さんは、小さな雑草の一品(40万)のみ。

豆皿1000@日本橋高島屋

いろんな作家ものがあったが、

こじんまりした展示だった。

今回は、ほぼ(苦笑)順調に見ることが出来た

それにしても、東京は服の脱ぎ着に忙しいwww。

外は予報通り、15時過ぎから雨模様で寒く、

室内は暑いので、温度調節が難しいわー。

 

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