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没後100年 菱田春草展@信濃美術館(長野)

16日までですよー!!

 

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さてさて、

だいぶ前から、プッシュしていた、

没後100年 菱田春草展

─新たなる日本画への挑戦─に

やっと行けました~

改めて、良かった。。。

今度の日曜日までなので、

間近ですみませんm(_ _)m

それにしても、

37歳で亡くなったのは、早すぎ。。。

十代に描いたものを見ても、

やはり天才ですよねー。

まず、藝大の卒業制作の

”寡婦と孤児”は、すごかった。

手前に居る寡婦と孤児は、

くっきりした輪郭線で描くことで、

遠近とともに強調され、

奥のすだれの影は、

まるで、妖気のようでもあり、

ある種、異様な雰囲気を醸し出してました。

この卒作は、賛否の中、校長 岡倉天心の裁定で

最優等になったのだとか。

それだけ、当時としては、斬新だったのでしょうね。

あと、”水鏡”。

綺麗な天女と、すべてが映ってはいない水面が、絶妙♪

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”武蔵野”の天心の立場を表したであろうスズメと、

ススキの遠近の出し方は美しかったなー。

それで、春草と言えばやっぱり”朦朧体”

まず、”秋景”(島根県美蔵)。

上から下へ順に、

空からもみじ、さらに滝にかけての

ぼかし加減が、いいっ!

”常盤津 伏姫”(信濃美術館蔵)は、

伏姫以外は、後方のブナ?林も

手前の湖面もおぼろげで、

幽谷な感じがハンパないし、

”秋色”は、水面に浮かぶ紅葉を

くっきり描くことで、メリハリがついて素晴らしい。

おぼろげなだけではなくコントラストがあることで、

朦朧が活きるんですよねー。

”雨後”(大倉修古館蔵)の

柳の葉だけのぼかしもよかったですよ~。

”瀑布”(光記念館蔵)は、

滝の壮大さと、紅葉の降り散るさまが、圧巻♪

極め付けは、

”月夜山水”でしたねーーー。

春草と、以前ご紹介した西郷孤月

さらに横山大観の合作なんですっ!

どこを誰が描いたのか。。。

ほんと、どれも見逃せない絵でした。

信濃美術館 HP

http://www.npsam.com/exhibition/2011/03/1593.php

 

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111014 自分のための備忘録

 

 

中川岳二個展@自宅アトリエ

や~っと、個展を拝見できた。

中川さんが、ゆこもりを覚えてくれていて、ビックリ!!

もうずいぶんと前に会っただけなのに。

やはり、独自の世界観は圧巻。

ひっきりなしにお客さんが来て、

予想通り、作品もほぼ完売。

この世界観は、ほんとすごい。

菱田春草展@信濃美術館

荒井善則展@自宅アトリエ

やっと作品を拝見できたー。

見に行って、よかった~。

コラージュは、チープ過ぎず、

でもある程度、手に入りやすいものを使っている。

セミの抜け殻なんて、30年物だそう!!

素材や色の取り合わせが、絶妙♪

相性なんだろうけど、

とても面白かった♪♪

ご自宅内の家具や調度品も凝っていてさすが。

満願餃子(長野)

何度か紹介しているおいしい餃子屋さん♪

濃すぎない、やさしい味。

松本にあればいいのに。。。

 

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