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所沢ビエンナーレ「引込線」2011 (10/31追記)

9/18までですよー♪

 

Tb1

 

さてさて、

二年前にもご紹介した

所沢ビエンナーレ「引込線」2011

またまたお邪魔しましたーhappy02

この所沢ビエンナーレは

美術家が主導して行うものとして、

とても面白く、興味深いものです。

(妻有や横浜トリエンナーレと比較しても)

昨今は特に、

作家が自らプロデュース、

発信していかなければいけない

(したくなる?せざるをえない?)ようで、

そういうことが散見されるのですが、

現代アートになるとさらに、

そういう空気感・付帯条件まで、

作家としては、コーディネートしたくなるのかもしれません。

今回の所沢ビエンナーレは、

4人の作家が、参加作家を選抜したそうです。

そういうこともあってか、

前回よりも、まとまっていた感じがありました。

やはり、イメージの核化って、大事ですね。

で、会場は、学校跡の体育館・プールと、

旧給食センターという、面白い所heart04

いつも思うのですが、

よくこういうところを見つけてくるなー♪

(先日も、とある作家さんと話していると、

”あそこにある壊れかけの家がいいんだよー♪

って、言ってたしな(笑))

Tb2

体育館では、吉雄介さんが面白かった~。

ブリキ?で、いろんな形のオブジェを

30種類弱配置してありました。

一つでも面白いのに、

それを整然と配置して、

写真の撮り甲斐が、とーってもありましたhappy02

Tb3

もう一つの会場は、

15分ほど歩いたところにある

旧所沢市立第2学校給食センター。

ここが面白い場所で、

使っていた設備や機材が

まんま残っている所に、

作家が、それを生かして作品を置いていました。

というか、そういう機材を作品化してました。

つまり、”ここ”でしかできないということですね。

こういうのが、大事だと思うんです。

そこでやる”必然性”みたいなもの。

Tb7_2
Tb8

特に、この場所を生かして、

楽しんでいたなー、と思ったのが、中崎透さんheart04

残されたままであろう、ロッカーや台、鍋など、

ありとあらゆる道具を迷路のようにして、

その中に、メッセージを込めた作品を散財させていました(爆)

ゆこもりが数えただけで、16個あったかな。

あれは、男性陣は、特にグッとくると思いますよー(笑)

昔遊んだ、秘密基地のようで♪

受付をしていた人が、

(後で気づいたんですが)違う作品の作家さん(多分)で、

思わずその人に”中崎透さんのって、いくつ作品あるんですか?”

って聞いちゃったら、そっけなく返事をされてしまった(苦笑)

作ることは勿論、第一義ですが、

やっぱり、他の作家作品まで、

見る側と一緒に楽しんで欲しいなー、と思いました。

その”楽しんでいる感じ”が伝わると、

その人の作品を見る目も変わるんですよ、結構。

こんなに楽しんでいる人が作るものなら、

面白いものかも、ってね♪

まあ、それはご愛嬌として、

このビエンナーレの特徴のもう一つは、

批評家・評論家も執筆などにより、

出品?しているということ。

これは、面白い切り口ですねー。

他では、聞いたことがない。。。

ただ、やはり会場では、難しいですね。

原稿がポツンと、置いてあったのですが、

ゆこもり的には、映像作品同様、

見ることを時間的に強いられる感じがしてしまいました。

こちらが、余裕を持って、鑑賞していないからなのですけど。

どうしても、ファーストインパクト(出落ちは駄目ね(笑))、

もしくは、じわじわと、”なるほどねー”

と思わせてくれるものに興味が行っちゃいます。

後日、図録が出来るということなので、

そちらで、ゆっくり拝見したいと思います。

まあ、長々と書いてしまいましたが、

非日常、新たな切り口を見せてくれるのが、

こういうアートの楽しい所。

ちょっと、脳みそを揺さぶられに行くのもいいですよーheart02

所沢ビエンナーレ「引込線」2011 HP

http://tokorozawa-biennial.com/

(以下、10/31追記しました)

そして、、、

10/30に予約していた引込線の図録が届きましたーhappy02

引込線の図録は、とても凝っていて、

会場の作品写真は勿論、

このフェアの特長の一つである

美術論評が掲載されているんです。

日頃、滅多なことでは、読まない美術批評・論評。

実際、よく美術のことで、これだけ長い文章が書けるなー、

というものが、当図録にも目白押しで、

つい”ずくなし”のゆこもりは、スルーしてしまいます。。。

そんな中、中林和雄さんの

”引込線と現代美術”は、つい読んでしまいましたheart04

作家活動と”ひきこもり”の相似性のことから、

現代芸術から現代アートとなる言葉の変遷に対する考察など、

いろいろと、ゆこもりも日頃から”なんとなく”思っていたことを

言葉にしてもらえて、なるほどー、と思えました。

中林さんは、現代芸術から現代アートへの変遷を

商業主義・経済活動への”脱落”(ゆこもりの意訳)と

翻訳されているようで、

なるほど、その権化(やっぱりゆこもりの意訳。ひどいっ!)

としての村上隆の名は、

ある意味、溜飲が下がりました(苦笑)

(少なくとも、私はそう読んじゃいました(爆))

ゴッホなどがそうであったように、

経済的なことを含めて、

ある意味、悲壮的な人生の中でこそ、

後世に強烈な作品が残ることもあるので、

”現代アート”に竿さす人々は、

ただ黙々と、淡々と全うするのみなのでしょう。

そして、これは声を大にして言いたいのは、

そういう作家さんの活動をしっかり見て、

楽しんで、応援している人たちも居るということ。

「何百億円と騒がれている絵画でも、

わたしに響かなければわたしにとっては無価値であり、

一円の値もつかない誰かの作品であっても、

それに自分が突き動かされるのであれば

はかり知れない価値がある」と、中林さんが書いている通り、

ノーブランドで、貨幣的価値に左右されず、自分の中の

”審美眼”で、楽しんでいる”大衆”もいるのだということです。

是非、作家さんは、そういう目を信じて、制作し続けてくださいねheart04

 

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ポチっと、押して脳みそ揺さぶり~~heart04

 

 

110908自分のための外部記録としての備忘録(10/31追記)

 

所沢ビエンナーレ 2011(航空公園)

第2会場が分かりづらく、他の客も苦情を言ってた。

もうちょっと、工夫が必要。

せめて、第1会場で、地図を渡したらいいのにねー。

山田のや展@Za ギャラリー文京(駒込)

のやさんの新境地を垣間見れたhappy02

ファレンツァ国際陶芸展@イタリア文化会館(九段下)

知っている作家・好きな作家が、歴代入選していてびっくり!!

いやー、不勉強、知らなかったわー。。。

ゆこもりテイストは、イタリアテイストでもあったのか(苦笑)

やっぱり、海外進出なんだな。。。くぅ~~~(泣)

古賀雄二郎陶展@花田

通りががりだったが、いい作品だった。

花田さんは、母が好きだったが、

落ち着いた展覧会をする。

奥様方で、一杯だった。さすが。

立体三人展@ギャラリーショアウッド(表参道)

終了展のときから気になっている作家さんを見れた♪

いやー、こういう作家さんをゆこもりでやったら、

絶対面白いに決まっている、が。くぅ~~~(泣*2)

石垣覚鋳金展@かわかみ画廊

ショアウッドさんの紹介で伺う。

どちらも、工芸・立体はほとんどやったことがない、

とのことなので、確実に惹き寄せられたな。

まるで、炭のような茶入れ。

アクセサリーもさることながら、

そのケースの細かいこだわりに脱帽。

この作家さんも、まだ学生さんということで、

今どきは、在学中から、個展するのねー、すごい。。。

藤森敦子陶展@irodoriya(渋谷)

すっげー、迷った。。。

ここで、体力を使い果たした・・・・。

渋谷も、表参道も、六本木も嫌い(苦笑)

必ず迷うわー。

とても、面白いショップで、

中村仁さん、花塚さんから、三谷さんまで!

扱うという懐の深いところ。

私がこっそり持っている

ある作家さんの酒器まであって、びっくり!

勝手にシンパシーを感じたが、

時間切れでやむなく退散。。。

ここも、迷う(苦笑)

お店の人も、自らそう言ってたので確信犯だな(爆)

人のことは言えない(大爆)

宮永ゆみ夫婦展@ギャラリー歳時季(荻窪)

椿山荘でのグループ展以来、気になっている作家さん。

やっぱり独特で、面白い。さて、どうしたら。。。

むさび陶磁4人展@cafe Hi famiglia(三鷹)

ここは、分かりやすかった(笑)

22時までやってくれているので、助かる。

またまた、学生さん。

これから、卒展・終了展で大変だろうから、

今のうちに展覧会をやるということかな。

ひとり見っけheart04今後が楽しみ♪

今回もギリギリで歩き回るhappy02

朝一の便~最終便でもギリギリか~。

迷うロスをなくさないと。。。

やはり、この時期は、作家さんも活動的だ。

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