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農的生活シンポジウム’11 半農半Xについて

土をいじること

                                        

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2/13(日)に、とある集まりに行ってきました。

半農半X(エックス)っていう、ライフスタイルの提案について。

皆さんは、ご存知ですか?

私も、最近知ったのですが、

なにかしら、農作物を作りながら、

収入の補助、自分らしさの追及で、

その他のこと(仕事など、これがエックス)もするというもの。

ゆこもりは、

ほとんど農作業的なことは、

したことはないのですが、

なんていうんだろう、、、

庭仕事とかしていて思うのは、

土をいじるとか、

植物に触れるというのは、

何か落ち着く、精神的安定が得られる、、、

という感じがしていました。

私の尊敬する白洲次郎さんも、

中央政治から離れたときは、

わざわざ田舎に移住して、

農夫になりました。

そこに、何かがあるのだろうと、

漠然と感じていたところに、

最近のこういう動きがあり、

きっと、みんな感じていることは、

同じなんだな~、と思った次第です。

ちょっと話は逸れますが、

言葉って面白いですよね~。

半農半Xという、

共通言語、キャッチフレーズが出来たことで、

その旗の下、こうやって集まれるのですから。

以前から、実践している方の基調講演の後、

半農半Xを始めた、20~30代の方々の実感、感想の報告、

そして、小グループに分かれての自己紹介、意見交換

という流れで、あっという間の3時間余りでした。

ゆこもりのような、まだ知ったばかりの人から、

既に、自然農法などをやっている人まで、

いろんな方が、来ていましたねー。

なんていうんでしょう、生物多様性!?(笑)

以前も、松本の再開発の勉強会のときに書きましたが、

確実に、経済優先、中央集権主義とは違う、

個人の復権というか、土、故郷とのつながりを取り戻す

ムーブメントが、起こっていることを改めて感じました

一連の活動については、以下にありますので、

見てみてくださいね~♪

安曇野地球宿 ブログ

http://chikyuyado.blog95.fc2.com/

松本経済新聞 

http://matsumoto.keizai.biz/headline/822/

                                        

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20110211 京芸卒展と京都工繊卒展と2/11、12備忘録

2011 京都市立芸術大学作品展in京都市美術館と京都工芸繊維大学卒展inみやこめっせ

                                        

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京芸の卒展は、やはり一昨年ぶり!

母と見に行って、

圧倒的作品のパワーと

数に驚いた覚えがあります。

京芸の卒展は、

一年生から卒業生、院生までが

作品を出品します。

年次ごとの課題制作まで、公開されるので、

これは励みになりますよね、きっと。

1回生なんて、

わざわざ、京都市美術館別館で、

単独で見せるんですよー。

で、やっぱり、改めて、

京芸の面白さ、奥の深さを

見れた作品展でした。

ゆこもり一押しは、

漆M2の鶴岡舞さん!!

今回の作品展は、

漆工科が一回性を含めて、

とても面白かったのですが、

鶴岡さんは、陶片を

乾漆で”継ぐ”という面白い試みを

していて、これが、とてもキレイでした。

触れられないのが残念だったのですが、

実際に使えるのか、重さはどうなのか、、、。

抹茶碗は、清水焼の白と漆の赤がキレイでした。

ほんと、漆って、キレイ。。。

先日の藝大でも、

漆の可能性についてお話しましたが、

作家さんの作品を見るにつけ、

どうにかなるかも、と

期待をせずにはいられません。

今年度は、

ゆこもり一押しの漆芸家 藤野征一郎さんに

一昨年以来の展覧会をして頂きますので、

是非、漆の可能性を見て欲しいです

そうそう、それと、何故か、またまた、

小山登美雄さん(多分)と遭遇しました~。

う~ん、気のせいかな(笑)

                                        

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さてさて、、、

引き続いて、近隣で開催していた

京都工芸繊維大学の卒業制作展へ。

こちらは、初めて伺いました~。

京都工繊大は、

確か以前は、陶芸科もあった気がしますが、

今はないそうで、卒展は、

建築コースを中心に、

意匠、文化コースのもの。

毎年、工夫を凝らすそうなのですが、

今年は、デパートぽくしていて、

学生もお揃いの制服(黄色)を着たり、

タグやキャプションも、

それらしくしていて、

面白かったです

そんな中、

ゆこもりがおおっ!っと思ったのは、

意匠コースの津田井美香さん。

人造大理石のお皿に

漫画の絵がプリントされていて、

お皿がコマ割りのような効果に。

なるほど~、こう来たか。。。

いや~、面白い!!

皆さん、いろいろ考えますね~、ほんと。

関西も、珍しい雪になる中、

晴れ男のゆこもりは、

雪の合間をかいくぐれて、ラッキーでした~。

                                        

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20110209 松本はあわ雪でした♪

ゆこもりなもの 61

                                        

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ひさしぶりのゆこもりなもの

今朝は、

久しぶりの雪景色でした~。

でも、午後には、溶けてしまって、

まだまだ真冬だけど、

だんだんはるの予感がする

淡雪でした

                                        

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2011/2/3 備忘録(藝大、多摩美、武蔵美卒展ほか+ギフトショー)

2011 東京藝術大学修了・卒業展から

                                        

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藝大の卒展は、一昨年ぶり

昨年は、

ちょうど母の闘病中だったから。。。

前もそうだったけど、

皆さん、これに向けて、

全力で来ているので、

見るほうも心してみないと、

パワー負けしちゃいます。

しかも、ゆこもりは、

油科と日本画科は見ないのに。。。

(正確に言うと、体力が続かず見られないんです。。。)

まだ、なかなか、展覧会を開催するまでのご縁は、

ないのですけど、でも、ある意味、今の縮図というか、

トレンドが見られる気がして、

それと、やっぱり、逸材に会える気がして、

ドキドキしながら行くのです

前も、言った気がしますが、

やっぱり、藝大の陶芸は、全体的にはつまんない。。。

京芸とか、金美は面白いのに~。

これは、絶対、校風だっ!

でも、そんな中にも、勿論、

キラッと光る作家さんはいる訳で!

今回は、、、

まず、木塚暦さん。

藝大伝統?のきっちりした壺をいろいろと作って、

ちゃんと見せているのですが、

それはきちんと見せつつ、

それをまるで、キャンパスにして、

いろんな人形を”住まわせ”ているんです

いや~、面白い!!

この世界観、ゆこもり好みです(笑)

隣に、普段から置いてあるであろう彫塑が、

木塚さんの世界を羨ましそうに覗き込んでいるようにも、

見えたのですが、そこまで計算した!?

もう一人は、藤島麻実さん。

この人は、366日分のメシワンを

見た限り、全部違う意匠で制作していました!

努力家!!即戦力!!という感じでした。

展示の良さでは、樽沢青子さん。

テトラポット様の鋳込み作品を、

沢山、海辺のように展示してました。

ガラスは、良かったなー。

まずは、村中恵理さん。

この人は、七宝の可能性を

拡げてくれるかもしれない。。。

本当に、ぜひ頑張ってほしい作家さんです。

あと、豊澤美紗さん。

技術は、よく見るものですけど、

すごい目を引く、綺麗で、カッコいい作品でした

ガラスの流動性をうまく使っていて、

雫はまるで、動いているような錯覚が。

銀箔を使っているんですが、

それが、青く発色するところなどもキレイで、

世界観もあり、今後が楽しみです。

漆芸は、伊藤航さん。

ちょうど、小山登美雄さん(多分)が、

”面白いね!”と話しながら見てました(笑)

2/14から、ギャラリー58で個展をするそうで、

気になってたんですよねー。

でも、そのDMを見たときは、漆だとは思わなかった。

というか、多分、漆に固執してない作家さんだと思う。

彫刻とか、デザインのテイストで、

こういうクロスオーバーも、ゆこもり好み

漆界からは、いい風には思われないでしょうけど、ね。

クロスオーバーというか、ミクストメディアな感じは、

松田環さんも。

漆は、こういう風にしていくしかないのかも。

というか、もっと、いろいろ可能性がある素材だと思うんだけどな~。

彫金では、松本衣織さんの

ペン先の太さをそのまま生かしたノビノビ感と、

吉田泰一郎さんの精巧な機械が気になりました。

で、今回、科全体で面白かったのが、デザイン科!

いや~皆さん、いろいろ考えますねー。

今井祐介さんの”蛍火”は、

シャボン玉とレーザー光線を使って、

シンプルなんだけど、視覚的にとても面白く、

伊藤るみえさんの”色葉歌”は、

アクリル板を五重にして、色を重ね、影もきれいだったし、

近藤未奈美さんの”始まりは一本の線”は、

針金?一本で一筆書きのように、

人物などを立体化して、なるほどーと思いました。

一番すごかったのは、岸田麻里さんの”から”

卵の殻の内側に、部屋などを描いていて、

何十個あったかな~。

思いついたときは、”面白い!”けど、

自分に課した修行のようにも思えました(苦笑)

作家さんは、楽しめたのかな?

移動できる茶室 二心庵を作った、片山勝彦さんは、

実際にお茶を点てていましたね。

ここ数年、他校でも茶室を作る卒業生をチラホラ見かけました。

やはり、若者の茶の湯に対する、

潜在的需要が高まっている証拠なのでは。

体調が不十分だったので、

感度が低く、見逃した方も居たと思いますが、

それも、また”ご縁”ですよね。

以上、2011 藝大卒展でした。

                                        

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