漫才の”間”と工芸の共通項についての一考察
ふと気づいちゃいました(笑)
昨年末、
M-1グランプリが大団円のうちに終了しました。
個人的には、
出来レースの感があり、
九年見ても、笑い飯の面白さがわからなかったのですが(苦笑)、
まあ、それはさておき、、、
後日、おぎやはぎが、M-1について語っていたそうです。
以下、ブログ「世界は数字で出来ている」さんからの転載です。
矢作「賛否両論だろうね、今回。あれ、難しいんだろうね。審査員って。
『コレを漫才と見て良いんだろうか』ってこともあるんだよね」
小木「そっちの(コントとしての)評価というかね」
矢作「M-1が始まって、そこで既に言われてたことだけど、
『今日の出来が全てだ』っていうね。
今までどんなにウケていても、それは関係無い。
今回、どれだけウケていたかが全てってことだよね」
小木「うん」
矢作「そうなると、スリムクラブが優勝なんだろうね。
本来は。一番ウケてたからね。一番ハマってたってことでいえば。
次はスベるかもしれないけど」
・・・・途中割愛・・・・
小木「でも、スリムクラブに票は入ってるんだから、
それを評価している人もいるんだよね」
矢作「でも、分かるんだよ。俺らもテンポ遅いじゃない。
あそこまでは遅くないけど。
スリムクラブ、今後は営業に引っ張りダコだと思うんだけど、
営業で凄いスベると思うんだよね。営業って、間が敵なんだよ」
小木「そうなんだよ。間を作っちゃダメなんだよね」
矢作「俺らもコントとかやってて、間を作るんだけど、
その間に赤ちゃんが泣き出したりするんだよ」
小木「そうなんだよ」
矢作「間にしゃべり出したりする人もいるし。
そうするとオモシロイ間が使えないんだよね」
小木「営業では厳しいよね。屋根がないとダメなんだよね」
矢作「外でやるとお終いだね。
外でやると、あの間が風に流されちゃうんだよ」
小木「さぁ~って流されちゃうからね。
だから、オファーの時点で屋根があるのかどうか、
しっかり訊くんじゃないの?」
矢作「外でのネタっていうのは弱いね。
でも、こぢんまりしたところで、
シーンとなる会場でやったら大爆笑なんですよ。
場所を選ぶのね。だから、難しいよね。
自分が審査員だったら、どっちに入れるのかね?」
・・・・以下省略・・・・
そこで、、、
ふと思ったのが、
クラフトフェアでの作品の見栄えについて。
以前も、お話したことがありましたが、
ワサワサした雰囲気と、
強い日差しのせいか、
どうも、作品が良く見えないというか、
集中して見れない・・・。
そんな風に思ったことないですか?
やっぱり、家の中で使うもの。
室内で見るのが落ち着くのかな、と思ったりもします。
勿論、クラフトフェアのあの開放的雰囲気、
好きですよ!
でも、敢えて、作品をじっくり見るなら、、、
やっぱり、室内。
出来れば、ギャラリー、
さらに出来れば、ゆこもり、で(爆)
ということです
これと、おぎやはぎの言う、
”おもしろい間”とは同じ!!
屋根がないとダメ(笑)
”さぁ~って流されちゃうから”(笑)
思った以上に、
漫才の間も工芸も、繊細なものなのかもしれません。
なので、今年も、
(まだの人は今年こそは!)
ゆこもりで、作品を見てくださいナ♪
↑
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