ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイスとコレクション展@21C美術館（金沢）

１２/２５までです！

さてさて、

現在、金沢にて開催中です。

見たらわかったのですが、

以前、紹介した横浜トリエンナーレ（以下横トリ）に

参加していた作家でした。

今回は、ねずみとくまのぬいぐるみも、

（私には、パンダとくまに見えた（苦笑））

ちゃんと動いて、息をしているようでした（笑）

やはり、横トリのようなごった煮と違って、

作家単体で見れたので、

この作家さんの奥深さを垣間見れました。

横トリでも見た映像も、

今回は、同時に七画面を使っていたので、

ザッピング派のゆこもりには、

とても楽しいものでした。

それにしても、

そんなに可愛いわけではないぬいぐるみですが、

ぬいぐるみを着ると、結構何でも絵になるというか、

うまくクッションになって、

いろんなメッセージを発信できるんだ～、と

感じました。

まあ、写真やら、ねんどやら、コンクリートやら、

ありとあらゆる素材を使う作家です。

音楽も、ある外空間にだけ響かせたり、

いろんな質問文を、風が吹くような映像にして見せたり。

シニカルでもあり、コミカルでもあり。

面白かったのは、粘土細工です。

結構細かく作ってはあるのですが、

いかんせんただの粘土。

幼稚園児の工作のようでもありました。

９０点ほどあったらしいのですが、

モチーフが面白い！！

例えば、、、

”サルと梃の原理

あるいは、天才的だが、ついてなかった”は、

サルの前に、折れた木が横たわっているというもの（笑）

”I can't get satisfactionの作曲を終え、満足しながら、

家に戻るミックジャガーとブライアンジョ－ンズ”は、

楽器を持った二人が帰路で会話している様子。

他にも、アインシュタインのやつ（見た人爆笑ですよね～）とか、

いろいろと面白かったです。

いや～、楽しんでるわ、この二人（笑）

是非、オススメですよー。

”金沢２１Ｃ美術館　ペーター・フィッシュリ　ダヴィッド・ヴァイス”

http://www.pref.toyama.jp/branches/3044/exh_1006.htmhttp://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=45&d=854

　　　　↑

ポチッと、してみませんか？

併設のコレクション展もオススメ！

さてさて、

金沢はいつも企画展とともにコレクション展もやっています。

今回は、１９８０年代以降の作品だったからか、

とても、ヴァリエーションに富んでいて、面白かったです。

以前、紹介した椿昇さんの作品もありました。

八田豊さんという作家さんの平面作品には、

いろいろと条件がありますが、

触ることができました。

なかなか珍しいことです。

モナ・ハトゥムという作家の作品は、

ガラス玉を並べて、地図を作っていました。

こういう作品を見るといつも思うのですが、

誰が並べているんでしょうね？

外人さんだし、まさか作家本人は来れないでしょう？

１９９８年の作品なので、

写真にでも、撮影しておいて、

学芸員がコツコツ並べるのかな。

壁面に、絵が直接描いてある作品も、

まさか壁面ごと保存できないでしょうから、

その都度描くんでしょうか。。。

なんか、めんどくさい（笑）

現代アートって、

現物にこだわらず、

コンセプトを売るっていうことがあるんでしょうが、

やっぱり、違和感があります。

工芸を扱っている者の限界でしょうかねえ。

いろいろと、ツラツラ考えて、

視点をリフレッシュ出来た展覧会でした。

”金沢２１Ｃ美術館　コレクション展”

http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=45&d=858

　　　　↑

ポチッと、押しましょうか！