田村文宏陶展 作品紹介 その8(脅威のHOZOT 追記しました)
今週末で終了ですよー
一ヶ月開催してきた田村陶展も
とうとう今週末までです。
まだの方、是非お越しくださいね~。
そして、web上の松本経済新聞さんに
記事を掲載して頂きました!
是非、ご覧下さいね。
http://matsumoto.keizai.biz/headline/741/
↑
ポチッと、なー
林原すごい!
突然ですが、
林原っていう会社知ってます?
ほら、CMで不思議な宇宙人で、
トレハロースという食材を宣伝している。
そこは、以前、テレビで見たかすかな記憶だと、
老舗の会社で、研究やメセナなど、
一見業績に関係のないものにも、
力を入れて、面白いことをしている、
という覚えがありました。
そこの、研究所が、
がん治療の光明を見出したとのこと。
以下、プレスリリースから。
当社が2006年に発見した
臍帯血由来のT細胞「HOZOT」(ホゾティ)が、
癌細胞を選択して、その中に積極的に侵入し、
トロイの木馬のように内部から
癌細胞を死滅させることを
世界で初めて確認いたしました。
とのこと。
なんじゃらほい??と、
皆さん思われるかもしれませんが、
これは、すごいことなんです。
勿論、まだまだ、
これから研究の余地があるのですが、
いままで、がん治療上でのやっかいなことは、
普通の正常な細胞と、がん細胞の見分けを
私たちの免疫系は、苦手としていたと言うこと。
だから、いつの間にか、異常に増殖したり、
抗がん剤も、正常細胞にまで作用してしまうから、
髪の毛が抜けるなどの副作用があるわけです。
これが本当なら、がん細胞にHOZOTを直接攻撃させたり、
HOZOTに抗がん剤を封入させて、
がん細胞に取り込ませ、選択的に死滅させることも。
つまり、DDS(ドラッグ・デリバリー・システム)への応用です。
それにしても、不思議なのは、
今まで何故、見つからなかったのか?ということ。
免疫を司るT細胞の新しいものらしいけど、
臍体血から発見とのことで、
つまり、生まれるときには、必要なものだということ?
人間の奥深さを改めて感じさせる発見だと思いました。
それにしても、IPS細胞といい、
医学研究は、ここのところ劇的です。
なんだか、地殻変動が起こっている気がする。
(株)林原生物化学研究所のプレスリリース
http://www.hayashibara.co.jp/press.php?id=325
↑
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