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ハンス・コパー展@岐阜県現代陶芸美術館 その1

11/23日(火・祝)までですよー

                                        

さて、以前にも触れた(こちら)

ハンス・コパー展ですが、

やっと見れました!

初めての作品群との出会いだったので、

とても新鮮でした。

いろいろと、お話したいこと満載なのですが、

まず!

展示室内にあった、

図録にも載っていない、

ハンス・コパーの言葉を紹介したいと思います。

ちょっと長いのですが、

クラフトのことや、制作姿勢などを綴っています。

是非、ご一読ください。

では、、、

(1969年 ヴィクトリア&アルバート美術館での

展覧会カタログでのコパー自身の文章です)

王朝誕生以前のエジプトの器、

私の手の大きさでやや卵形の

何千年も前に、おそらく奴隷の手によって作られ、

色々な意味で生き抜いてきた。

つつましく、無抵抗で、どことなく滑稽な

しかし、力強く神秘的で官能的だ。

何かを伝えるのではなく、

自己表現をするわけでもないが、

しかし、作り手とその生きた時代の人間世界を内包し、

映し出しているように見える。

微かな力で、敬意をこめて。

「人間」によって作られた完璧に無駄のない物体。

ジャコメッティの人物像。

バックミンスター・フラーの人間。普遍なもの。

私を真に魅了したのは、この器だけだ。

それは、私が器を作る理由ではないが、

しかし、人とは何かを垣間見せてくれる。

私の関心は、実験や探検にあるのではなく、

本質を引き出すことにある。

ろくろは、簡潔さを要求し、限界を決定づけ、勢いと連続性を与える。

単純なテーマで、連続したヴァリエーション作ることに集中するとき、

私のその工程の一部になっていく。

私は今ーこの素晴らしい世紀ーに存在するという体験に

共鳴しうる感度を持った道具を学び始める。

その目的と機能に関しては、

あいまいに語られるクラフトというものに取り組むとき、

人は不条理に直面するときがある。

まるでとり憑かれたピアノの調律士のように、

何よりもまず、幻の絶対音程に近づけようとするのだ。

そして、消え去ってしまう見せかけの理念に逃避しがちだ。

しかし、それでもなお、習慣となった仕事は残る。

人は、現実に取り組む。

(改行や句読点など、アレンジしてあります。

立ちながら写すのが大変で、誤字もあるかも、です)

今現在も、将に!”クラフトとは何ぞや?”と、

日々思っているゆこもりは、

この文章に立ちすくんでしまいました。。。

縄文土器や弥生式土器、六古窯、

桃山時代からの茶陶、御用窯、民藝運動、、、そして、クラフト。

日本は独自の陶芸文化を育んできました。

それは、コパーのそれとは、違うもの。

でも、クラフトに辿り着いたとき、奇しくも、

”クラフトとは、何ぞや?”という壁にぶち当たるのです。

そして、コパーは力強く言うのです。

”いろいろ考えてもいいさ。

手を動かしていれば、仕事(作品)として残るから”、と。

それから、いつも、”時代のせいにしたくないけど、、、”と、

ゆこもりは、マイナス要素で言っちゃっていますが、

コパーは、作品は、

”作り手と、その生きた時代の人間世界を内包する”

と言っています。

”作品には、作家自身が出る”ということまで、付け加えて。

ほんと、つくづくそう思います。

人間って、環境に左右される動物なんですよね。

生きている時代とかもそう。

だから、右肩上がりの時代に生きた上の代にズルイ!

とか思ってしまう(笑)

その時代だったら、俺らだって、上手くやったよ、と。

現代を、よく飽食の時代とか、成熟した時代とかいうじゃないですか。

今の作家さんは、

飽食でも、成熟でもなんでもいいけど、

それらを作品に内包しているんです。

だから、完成度が高い。

高いけど、見ようによっては、

こじんまりしたように見えて、

荒削りで、荒々しい、

アートブリュットみたいなものが、

着目されるようになったのではないか、

なんて考えたりもします。

まあ、なんだか、ハチャメチャになりましたが、

素晴らしい陶芸家も、

おんなじ様なことを考えていたんだな~、

と図々しくも思うと、とても親近感が湧いたのでありました。

チャンチャン♪

で、展覧会の感想については、また後日。

”岐阜県現代陶芸美術館 HP”

http://www.cpm-gifu.jp/museum/tenraninfo/03_1index.html

                                        

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ポチッと、にお付き合い下さいなー

                                        

ゆこもりの10月は、、、

田中さんの三回目の個展です。

                                        

Tanakadmweb

                                        

さてさて、

10月の展覧会のお知らせです。

田中一光(たなか かずみつ)陶展Ⅲ 『茶器はじめ』

10/2,3,9、10,11,16、17、23,24,30、31

10:00~18:00 入場無料 作家在廊日 10/3、9以外の開廊日

郷里松本にて、製作中の作家です。

当店での企画展は、三年連続三回目となります。

今回は、好評の使いやすい色とりどりな食器・花器に加え、

茶器や酒器も出品されます。

益々、活動の幅を広げ、今まさに勢いのある作家の

さらなる新境地をお見逃しなく

イベントのお知らせ

10/16(土) 10:00~17:00

裏千家竹村宗聡准教授より、一服さし上げます。

田中さんの茶碗によるお茶をお楽しみください。

(薄茶一服300円 予約不要)

田中一光 略歴

1977 長野県松本市;生まれ

1996 松本深志高校 卒業

東京学芸大学教育学部美術科 入学 環境デザイン研究室所属

同大学 陶芸研究室 研究生

2000 陶芸家松本慶一郎氏に師事

2001 松本中町グレインノートにて個展

2003 日本クラフト展入選 銀座松屋日本のしつらい展示

TALENTE2003(ミュンヘン)入選

2004 松本にて独立

2005~ クラフトフェア、クラフトピクニック実行委員

松本クラフト推進協会広報部部長

2007 松本中町グレインノートにて個展

2008 手仕事扱い処 ゆこもり、松本中町グレインノートにて個展

2009 手仕事扱い処 ゆこもり、松本中町グレインノートにて個展

2010 松本中町グレインノートにて個展

 “田中一光製陶所“設立

その他、各地にてグループ展多数。

                                        

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田村文宏陶展 作品紹介 その8(脅威のHOZOT 追記しました)

今週末で終了ですよー

                                        

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一ヶ月開催してきた田村陶展も

とうとう今週末までです。

まだの方、是非お越しくださいね~。

そして、web上の松本経済新聞さんに

記事を掲載して頂きました!

是非、ご覧下さいね。

http://matsumoto.keizai.biz/headline/741/

                                        

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続きを読む "田村文宏陶展 作品紹介 その8(脅威のHOZOT 追記しました)" »

田村文宏陶展 作品紹介 その7

23日(木・祝)も開廊しますよー

                                        

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さて、さらにさらに引き続き

田村陶展の作品紹介です。

白磁の食器のいろいろですが、

土ものもありますよー。

もちろん、薪窯で焼いた焼き〆です。

直火オッケーの耐熱皿もあります。

そして、web上の松本経済新聞さんに

記事を掲載して頂きました!

是非、ご覧下さいね~。

http://matsumoto.keizai.biz/headline/741/

                                        

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ポチッと、ですよー

                                        

続きを読む "田村文宏陶展 作品紹介 その7" »

田村文宏陶展 作品紹介 その6

明日も開廊しますよー

                                        

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さて、さらに引き続き

田村陶展の作品紹介です。

白磁の食器のいろいろです。

ポットは、水の切れもいいですよー。

そして、web上の松本経済新聞さんに

記事を掲載して頂きました!

是非、ご覧下さいね~。

http://matsumoto.keizai.biz/headline/741/

                                        

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田村文宏陶展 作品紹介 その5

今週末、三日間開廊ですー

                                        

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さて、引き続き

田村陶展の作品紹介です。

今回は、花器は勿論、

白磁の食器がいろいろあります。

どれも、適度な重さとか

重ねられて収納しやすいとか、

田村さんらしい使いやすさがあります。

そして、web上の松本経済新聞さんに

記事を掲載して頂きました!

是非、ご覧下さいね~。

http://matsumoto.keizai.biz/headline/741/

                                        

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田村文宏陶展 作品紹介 その4

松経さんに掲載されましたよー!

                                        

Ameyuu

web上の新聞 松本経済新聞さんに

先日、取材して頂き、先ほど掲載されました。

田村さんの制作に対する姿勢など、

いろいろと記事にしてもらえましたので、

是非、ご覧くださいね。

”松本経済新聞”

http://matsumoto.keizai.biz/headline/741/

で、作品紹介です。

食器も、いろいろとあるのですが、

飴釉の作品は、これだけで、

残念ながら、大皿の方は、売れてしまいました。

今週末も、祝日含めて、三日間開廊しますので、

是非見に来てくださいね。

                                    

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田村文宏陶展 作品紹介 その3

さらにさらに、花器の紹介ですー

                                        

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さて、引き続き

田村陶展の作品紹介です。

今回は、白磁の作品がかなりあります。

花器も、まだまだありますよ。

~追記です~

web上の松本経済新聞さんに

記事を掲載して頂きました!

是非、ご覧下さいね~。

http://matsumoto.keizai.biz/headline/741/

                                        

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日曜美術館 ~田中一村~

孤高の画家です(追記しました)

                                        

今日の日曜美術館で、

画家の田中一村をやっていましたね。

(来週日曜夜8時から再放送です)

おぼろげに、母が好きで、

昔どこか美術館の展覧会を見たか、

図録を取り寄せたか、

していたのを思い出しました。

50歳にして、奄美大島に移住して、

画家人生最高の一枚を追い求めた人。

南国の風景が強烈だからか、

先日も紹介した、ルソーの

”蛇使いの女”を思い起こしました。

でも、田中一村の絵は、

どこか怖さを感じさせました。

ひたむきさが、絵に出たのでしょうか。

それと、気迫という点で、

以前紹介した、高島野十郎さんを

思い出しました。

なんていうか、、、

どこか他者を寄せつけないオーラを

まだ実物を見てもいないのに、

画面から感じさせる。。。

すごいですよね。

そこまでの執念とか執着には、

どこか憧れさえ感じてしまいます。

ちょうど、司会の姜さんが

言っていたことは、そういうことだと思いました。

一生を掛けるほどの打ち込むことがある。。。

想像を絶する大変なことですが、

同時に素晴らしいことですよね。

9/26まで、千葉市美術館にて、

展覧会開催中です。

もっと、近かったら、

すぐにでも行くのに。。。ハァ~。

”千葉市美術館 HP”

http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2010/0821/0821.html

                                        

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田村文宏陶展 作品紹介 その2

さらに、花器の紹介ですー

                                        

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さてさて、

今日、明日も開廊中の

田村陶展の作品紹介つづきですよー

今回も、花器です。

勿論、焼き〆の花器もあります。

~追記です~

web上の松本経済新聞さんに

記事を掲載して頂きました!

是非、ご覧下さいね~。

http://matsumoto.keizai.biz/headline/741/

                                        

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田村文宏陶展 作品紹介 その1

いろいろありますよー

                                        

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さてさて、

先週末から始まった

田村展の作品紹介です。

今回は、200点強の作品が出品されています。

その中で、花器もいろいろあります。

まずは、白磁の小さな花器の紹介から。

薪窯で焼成しています。

~追記です~

web上の松本経済新聞さんに

記事を掲載して頂きました!

是非、ご覧下さいね~。

http://matsumoto.keizai.biz/headline/741/

                                        

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あいちトリエンナーレ2010 ~市美術館・長者町エリア~ その3 

さらにさらに、紹介しますよー

                                        

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さて、あいちトリエンナーレです。

まちなかにも、アートが溢れていて、

写真のように、

駐車場の壁面にあったり、

プリウスまで、すごいことになっています(笑)

しかも、乗れるそうです。

ちなみに、おじさんが、運転してました。。。

展示しているビルも、老朽化しているところが、

P_2

いい感じでアートしていて、ちょっとしたものが、

雰囲気を醸し出していましたョ。

A

                                        

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田村文宏陶展 展覧会風景

始まりましたよー!

                                        

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さて、9月のゆこもり企画展が始まりました。

今回は、白磁や粉引、鉄釉、焼〆の

そばちょこ、カップ、マグ、皿、鉢、などの食器と

壷や一輪挿し、瓶などの花器が、

200点余り出品されています。

まずは、展覧会風景をお届けしますね。

初日ですでに、ゆこもりが目をつけていた作品が、

お嫁入りしていて、

やっぱり皆さん”そうですよね~”と、

つい心の中で頷いてしまいました(笑)

少しでも、気になった方は、

心の声に従い、是非お越し下さい!

~追記です~

web上の松本経済新聞さんに

記事を掲載して頂きました!

是非、ご覧下さいね~。

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あいちトリエンナーレ2010 ~市美術館・長者町エリア~ その2

引き続きの感想です

                                        

B

C

M

                                        

さて、あいちトリエンナーレ長者町エリア続報です。

イチオシは、戸井田さんの作品”時を紡ぐ”

とお話しましたが、他のオススメ作品について!

まずは、喫茶クラウンや繊維卸会館内の浅井裕介さん。

喫茶クラウンのおばさまが、丁寧に説明してくれたので、

その後の繊維卸会館の作品が、よりよく見れました。

おばさまが言ってたように、

根っからの作家さんという、圧倒的な作品でした。

万勝S館の市川武史さんの作品は、

見た目も綺麗なのですが、

写真に撮ると、また幻想的ですよー。

それと、長者町エリアからすぐの

栄エリアになるみたいなんですが、

中央広小路ビル内のタニア&ニコールによる

”ピップ&ポップ”もオススメです。

部屋中に、パステルカラーの可愛い世界が広がっています。

個人的には、どこかチベットの砂マンダラとリンクしました。

なんだか幸せになる空間でしたよー。

                                        

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あいちトリエンナーレ2010 ~市美術館・長者町エリア~ その1

10/31まで開催中ですよー(ネタバレあり)

                                        

J

P

                                        

さて、現在、名古屋市内で、

あいちトリエンナーレをやっています。

初開催です。

トリエンナーレ

(三年”トリ”に一度開催の美術展”エンナーレ”の意は、

ゆこもりでも、様々なものを紹介してきました。

越後妻有(以下、妻有)、横浜トリエンナーレ(横トリ)、

所沢ビエンナーレ(所ビ;これは、二年に一度)などなど。

やはり、妻有が一番印象的なのですが、

どうしてどうして、

あいちトリエンナーレ(あいち)いいですっ!!

ある意味、田舎の妻有と対象的で、

今回見てきた”長者町”(有名な繊維街)のような、

まちなかのあらゆる所に、アートを散りばめています。

妻有は、黄色がイメージカラーで、

現地では、黄色を見ると、

”何かアート作品があるのかっ!”と関係ない黄色にまで、

反応してしまいましたが、

あいちは、ビビッドなピンクがイメージカラー。

K

案の定、関係のないピンクに反応している自分がいました(笑)

横トリを見ていたので、

大都市でのトリエンナーレは、L

”まあ、いくつかのパビリオンを回れば終わりだろう”と

メインの用事を済ましたついでに、と高をくくっていたら、

長者町エリアと名古屋市美術館だけで、

ゆうに半日かかってしまいました。

長者町は、繊維問屋が集まる繊維問屋街で、

例に漏れず、地盤沈下が進んでいるようです。

いたるところで、老朽化した空き店舗が目立ちます。

最近は、そういうところに、

ギャラリーやショップが出来ているようで、

そういう所は、とてもおしゃれな感じなのです。

東京の清澄白河なんかもそうですが、

古いビルの質感や、

天井が高く、広い空間がアート向きなんですね。

まあ、問屋街ですし、古いビルが多いですから、

シンプルというかある意味、殺風景なので、

ちょっとビビッドな、カラフルな作品があると、

目を引きました。

ここ、長者町エリアでイチオシは、

ズバリ!!中愛株式会社ビル地下にある

戸井田雄さんの作品 ”時を紡ぐ Marks”です。

これは、よかった~!

いつも、言っているのですが、

ことこういうトリエンナーレでのアートは、

その”意味”が重要だと思っています。

特に、

何故、それをするのか?

何故、そこでするのか?は、

作品の根幹を成すと思っています。

この戸井田さんの作品は、

飲食店かなにかであった空き空間で表現されています。

なんの変哲もない店舗の空き空間の写真が、それなんですが、

これはあくまで序章のものです。

このあと、すごい仕掛けが!!

1サイクル3分くらいかな、

私は、6~7サイクルは、居たでしょうか。

見た方で、もしかして、

何か”見えた”方は、是非コメント下さい!!!

ゆこもりには、”書いていないところ”に、

何かあるように見えて仕方がないのですが、

結局、見えませんでした。。。

そういえば、そういう視覚系の”クイズ”弱いんだよな~。

書かないことで、(暗い部分ですね)

何かを表現している気がしたのですが、

考えすぎかもしれません。

戸井田さんに真相を聞きてぇ~。

ここは、床に星空が広がるようで、

昔、富山でホタルイカの群れを

浜辺で見たことを思い出しました。

いや~、綺麗でありながら、

そこの”傷跡”を意識させる意味ある演出でもあるという。。。

やられました。。。

どうやらこれは、コンペ出展作品のようで、

妻有での菊地歩さんの”こころの花”もそうでしたが、

超有名な作家も悪くないのですが、

こういう発見があるから、虱潰しに見ないといけません。

あいちは、有料ゾーン以外にも無料で見られるところもあり、

ここは、無料で見られるそうなので、

是非、中愛ビルに行って見て下さい。

見た方は、是非コメントくださいね~。

そうそう、

あいちの唯一残念な点は、

妻有などに比べて、

HPや公式ガイドブックが不十分なところ。

ゆこもりのリサーチ不足かもしれませんが、

現地に行かないと、

わからない情報がかなりあった、気がしました。

さらに、会期中もアートが”増殖”しているようです。

なので、時間に余裕を持って、

宝探しのような気分で、行って見て下さい。

あいちトリエンナーレ HP

http://aichitriennale.jp/

(小さい写真は、クリックしたら大きくなりますよー)

                                        

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