6/21まで開催中です!!
以前、21_21デザインサイトでの
ルーシー・リーの展覧会の紹介の際に、
(下記ブログ参照)
http://yukomori.cocolog-nifty.com/yukomori/2009/03/u-tsu-wa-in-21_.html
一部でお伝えしていた国立新美術館での
展覧会が、絶賛開催中です!!
2002年に信楽陶芸の森で、
開催以来の大掛かりなものではないでしょうか。
当時は、私も陶芸家を目指す友人に強く勧められて、
見に行ったのですが、
そんな私でも、ルーシー・リーの
特殊性というか、独自性に
とても魅かれた覚えがあります。
(当時は、反発もした気が(苦笑))
今回も、改めて、ルーシー・リーの
新たな面を見られて、とても良かったです。
私が今回、魅かれたのは、
黄釉点文鉢(catNo.69)などの、点文でした。
小さなものが、数点しかなかったのですが、
何だか、とても気になりました。
勿論、線刻とか、一連の花器も
素晴らしかったです。
あと、今回、なるほど~、と思ったのは、
バーナード・リーチから、譲られたという
李朝の”白磁大壷”(catNo.R-3)の展示でした。
リーチ好みなのは、分かりますが、
それが似合うから、是非持っていて欲しいと、
ルーシー・リーに譲り渡した、とのこと。
ルーシー・リーも大事に持っていて、
その後、大英博物館の収蔵品
になったという逸品です。
以前から、ルーシー・リーは、
どこか日本人の琴線に触れるなぁ~、
と思っていたのですが、
揺らぎみたいなものは、
李朝的なところと通ずるかもしれません。
展示も、国立新美術館の広さを
有意義に使った、素晴らしい展示でした。
特に、花器をズラッ~~と並べて、
しかも、一点一点もしっかり見せた展示は、
圧巻でした。素晴らしかった!!
個人蔵も多かったので、
これだけの展覧会はそうそうないですよ~。
無理してでも、行きましょうねっ!!
ちなみに今後、益子(栃木)、MOA(静岡)、東洋陶磁(大阪)、
パラミタ(三重)、萩美術館(山口)に巡回予定です。
”ルーシー・リー展 公式HP”
http://www.lucie-rie.jp/
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