アートフェア東京２０１０

行って来ました～

２、３，４日と東京国際フォーラムで開催された、

アートフェア東京２０１０に行って来ました。

２００５年から始まった企画で、

１００以上のギャラリーが、

それぞれのブースに、

オススメの作品を展示・販売する

大掛かりなフェアです。

国内外の有名なギャラリーと

作家がわんさか！

前から顔馴染みの作家さんから、

初めての方まで、

いろいろな方とお話できました。

夕方になると、

チケットを買い求める人で、

行列になっていました。

いまどきは、

こういうものにも、

皆さんいらっしゃるんですね～。

確かに、

骨董から最新のアートまで、

一堂に会しているのですから、

見甲斐があります。

いつも、この時季にやっていますので、

是非一度、行ってみて下さい。

アートの”今”を垣間見れますよ。

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で、具体的には、、、（４/１２追記）

アートフェア東京は、

名だたるギャラリーさんばかり

だったのですが、

物故作家より、

これからの作家を推している所が

圧倒的に多かったです。

やはり、アートフェアというものの

性格だな、と思いました。

日動画廊さんが推していた

渡辺香織さん。

ちょうどいらっしゃったので、

サインもらっちゃいました（笑）

後ろ向きの髪の長い女性と

水の雫が、とても躍動的で、

透明感がありました。

女性の後姿に美しさと力強さを感じて、

描いているそうです。

あとは、、、ギャラリーは割愛しますが、

日本画家の池永康晟さん。

女性をとてもキレイに、

麻布のキャンパスに描くので、

レトロな柔らかい感じで、

とても魅力的でした。

指派という、コンセプト？を宣言して、

伊東深水以来の日本画の人物画を

復興させようとしていらっしゃいます。

菊池契月の”少女”が好きな私としては、

是非、頑張って欲しいと思いました。

靴作家（テキスタイル）の赤摩千穂さん。

これで、三度ほど拝見したのですが、

毛糸などで、靴を作るということ以外は、

毎回まったく違うテイストの作品を作る方なので、

いつもびっくりします。

テキスタイルに留まらない、

次に何が出てくるか分からない

楽しみな作家さんです。

妻有トリエンナーレなどでも紹介した、

山崎龍一さん。

いつも、本当に楽しみにしている方です。

ひきこもりなゆこもりとしては、

心にジャストヒット。

まんまと、山崎さんの術中に

はまっている一人です。

そして、、、

今回イチオシは、

彫刻家の三宅一樹さん。

YOKOI FINE ARTSさんが、

推していたのですが、

前原さんといい、

面白い方々を紹介していらっしゃいます。

”prana”というヨガをしている女性の

全身像一体だったのですが、

存在感がありすぎて、

ブースに押し込めているようで、

ちょっとかわいそうな気がした位です。

特に、木曽檜で彫った手の部分なんか

なんていうか、とても艶めかしいんです。

見ている間、この作品が

合う場所を考えていたのですが、

なかなか思い浮かびません。

舟越桂さんが、庭園美術館でやって、

すごい良かったような、

いい場所があれば、

さらに、”あの女（ひと）”の魅力が

発揮できるな～、と思いました。

あと、ぎゃらりーこちゅうきょさんが、

鈴木蔵さんにカップ＆ソーサーを

お願いして、四客出ていたのにも、びっくり！

大御所のc/sが見られて、

とてもラッキーでした。

それにしても、

すごいです、、、。

蔵さんに、c/sをお願いするなんて、、、。

しかも、蔵さんが、

それを受けて作る、、、。

お互いの信頼関係の賜物ですね。

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