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マーク・ロスコ 瞑想する絵画in川村記念美術館

内省する静かなる場1

                                        

ロスコを皆さんは、ご存知でしょうか?

1940年ころから、大きな画面をシンプルな色で見せる

スタイルで、アメリカで人気を博した作家です。2

知り合う作家さんにも、結構ファンがいるのですが、

現物をなかなか見られないので、

作品集を見て、好きになった、というのも良く聞きます。

私も、現物を見たのは、初めてでした。

もっと、土味というか、ざらっとしていたりするのかと思っていたら、

マチエールはとてもシンプルでした。

作り手なら、誰しも思うことだと思うのですが、

ロスコは、一つの空間を自分の作品だけで、

埋め尽くしたい、占領したい、思うようにしたい、

と思い、体現しました。

まるで、自分の命と引き換えにするように、、、。

世界中で、その空間を見られるのは、英、米と日本だけ。

その中でも、今回は、3ヶ国から、計15点が結集して、

空間を満たしています。

見るときは、音声ガイド(500円)をオススメします。

今回は、少し凝っていて、絵に合わせて、曲が流れます。

鑑賞の世界に浸れると思いますよ。

好きな方は、自分で音楽を携えて、鑑賞するのかな。

今回は、それもいいな~、と思いました。

ひとつ思ったのは、15点の絵が飾ってある空間の真ん中に、

ソファが3つ置いてあったのですが、

それもいいんですけど、もっとリラックスして見られるように、

ソファなしで、床の材質を工夫して、直に座ったり、

場合によっては、横になったり出来たらいいな、と思いました。

めっちゃリラックスして、作品を見たかったので。

寝そべるのは、ちょっと、リラックスしすぎかな(笑)

6/7までです。

レンブラントや、ステラなどもあって、常設も充実しています。

個人的には、ジョセフ・コーネルは一見の価値ありですよ~。

http://kawamura-museum.dic.co.jp/exhibition/index.html

                                        

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» 早々に行くしかない「マーク・ロスコ 瞑想する絵画」 かつモーツァリアンな楽しみもついている! [日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜]
昨年来、ずっと工事中だった川村記念美術館(佐倉)が再オープン。 立ち上げ企画「マーク・ロスコ 瞑想する絵画」展が始まりました。 先月末〜に始まって最後は、6月7日(日)まで。 今回の目玉は、「シーグラム壁画」による新・『ロスコ・ルーム』。 「シーグラム壁画」とは、NYのシーグラム本社最上階に設けられたレストラン「フォー・シーズンズ」のために、作品制作の依頼を受けたことをきっかけにしたシリーズ郡のこと。 (写真はそのうちの1枚) 暗やみで眺めるこのシリーズはさぞかし刺激的だったろう、と妄想する... [続きを読む]

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