横浜トリエンナーレ雑感 その2
やっと行けました、三渓園。
広大です。広い!
果ては、ダムに沈みかけた合掌作りの民家まで、
ありとあらゆる残すべき建築物を集め、
桂離宮っぽくした感じに思えました(笑)
ただ、三渓さん自身が作った建物は、茶室くらいで、
建物自体からは、三渓さんはなかなか窺い知れませんでした。
それにしても、聖武天皇やら、織田信長やら、豊臣秀吉やら、
徳川家ゆかりの建築物がこれだけ集められるというのは、
さぞ桁違いの人徳のある方だったんでしょうね。
お金を持っているだけでは、こういうものは、動かないでしょうから。
さて、本題の横トリ企画についてですが、、、
なんといっても、中谷芙二子さんの”雨月物語”が秀逸でした。
三渓園ならではで、両者とも高めあっていました。
こういう、場所に力があるところでは、どうしても環境と作品との間に
パワーバランスの崩れが見られ、だいたい作品が負けるのですが、
本当に見ていて飽きませんでした。
他、4点は、、、。特に、
ゆこもりは、どうしても内藤礼さんが、いいと思えません。
以前、直島でも見ましたが、”だから何!!”と思ってしまうだけでなく、
最近は、イライラさえしてきます。
周りにも、ファンがいるので、人気な方なんでしょうけど、、、。
今回も、完全に茶室に負けていた、と思いました。
静謐性、何かへの問いかけということで言うなら、
旧仏殿内のホルヘ・マキとエドガルト・ルドニツキーのものの方が、
いろいろ考えさせられましたし、面白かったです。
まあ、ゆこもりがまだ、青いんでしょうね(苦笑)
新たにグログ村に入村?しました~。
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