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今日の日曜美術館は、、、
箱の中に、自分の世界観を
作り続けたコーネルです。
”私小説”を思い浮かべました。
とことん、自分のためのもの。
器などは、他者に使ってもらうという
概念が少なからずあるのに対し、
より自分の欲求に素直なんですよね。
ただ、自分と物の二者のみということで、
孤独、疎外感が際立ちます。
この際、見る人は関係ない感じです。
箱という、限局的な空間が
見る側の集中力をより増幅し、
記憶の演出するのでしょうか、
どこか懐かしさ、親近感もあります。
ただ、私は、楽しく感じられません。
なんだか、この孤独に悲しくなりました。
先回の高島野十郎さんに強さ、
凄みを感じ、あこがれる孤独とは、
ある意味、対照的な気持ちです。
いろいろ考えさせられる作風でした。
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2008/0921/index.html
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