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高島野十郎という人
私は、図録でしか見たことがないのですが、
ろうそくを沢山描いた人です。
なんじゃそりゃ!?ってかんじでしょうが、
図録からでも、鬼気迫るものがあるので、
是非見てみてください。
にしても、いったいどこから見つけてくるんでしょうね~。
ほんと、すごい、、、。
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2008/0831/index.html
舟越桂展を観覧して
今回見て、雑記をば。
まず、一部屋にひとつの彫刻というのがよかったです。
木場に比べて、こじんまりしている分、集中して見れました。
作品について。
全体的に荒く削り目が残っていて、
首の継ぎ目などは、はっきり継ぎ目とわかるくらい
そのままなのと比較して、
おでこや鼻等の顔の表面はツルツルで綺麗でした。
あと、首、乳房、お尻の丸みも。
これは、桂さんがこだわった所だから、だと思いました。
それと、昨日お話した人形との違いですが、
斜視だからかもしれません。
どこか遠くを見ている感じなのです。
タイトルへのこだわりも感じさせます。
無題だったり、単純なものより、いろいろ思いを馳せる一助になります。
ほんと、いろいろ考えさせてくれる展覧会でした。
さて、最後は、桂(かつら)さんです。
2004年に木場の現代美術館で、
個展を見ました。それ以来でした。
以前から、お話していたように、
やっぱり庭園美術館にピッタリでした!
庭園美術館は、安田侃さんなど面白い、
庭園美術館に合う作家さんをやります。
今まで見てきて、一番合っていると思いました。
以前お話した、リアリティとリアリズムの話しの通り、
桂さんでしか作れないものです。
私は、人形、特に人に似せた精巧なものが苦手です。
でも、桂さんの作品は、とても精神性があって惹かれます。
まあ、桂さんの作品は、彫刻と言うことなのでしょうけれど、
ではなぜ、”人形”は気持ち悪く思えて、
桂さんの”彫刻”は神聖な感じがするのでしょう?
不思議です。
明日は、作品について詳細にお話したいと思います。
そうそう、日曜日美術館のアートシーンで、この展覧会のことやっていましたよ~。
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/funakosi/index.html
ルオー大回顧展 出光美術館(東京)
さて、今度はルオーです。
出光美術館は、ルオーを沢山所蔵しています。
今回、初公開の作品も出ていて、絶対オススメです!
特に、初期、中期、後期と分けて、わかりやすい構成でした。
版画のミセレーレは、よく見ていたのですが、
今回は、油彩が沢山見れたのが、よかった~。
中期の油彩のマチエールが、まるでガラスのように
キラキラきれいで、晩年のゴツゴツとあいまって、
とても面白かったです。
心が表われたひと時でした。
8月17日までです。
http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/present/index.html
話はそれますが、相変わらずの方向音痴で、
久々の出光を見失い、有楽町を彷徨っていた時、
三菱一号館美術館らしき建設中のビルを発見。
どんな企画展をするようになるか、楽しみです。
東京国立博物館にて開催中の
”対決ー巨匠たちの日本美術”
とてもよかったです。
二者を比較するという大胆な企画で、
個人的には、改めて長次郎のすごさを
感じました。”俊寛”必見です。
あと、蕭白!
以前やった京博の企画に行けず、悔しかったのですが、
”群仙図屏風”や”寒山拾得図屏風”は、
鬼気迫るものがあって、すごかった~。
芦雪のかわいい虎も見れたし、
お盆で、関東に帰省している方などは、
行かないと損ですよ~。
http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=5315
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